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トリコスポロン? 夏カゼだと思っていたら「カビ肺炎」だった!? | 芸能文春

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トリコスポロン? 夏カゼだと思っていたら「カビ肺炎」だった!?

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みなさんは、「トリコスポロン」ってカビをご存じですか? 梅雨時期に増えてくるのが、この「トリコスポロン」というカビです。このカビを吸入すると、微熱が出たり咳や痰が出たり、体がだるくなったりして、夏カゼと似た症状がでるそうです。でも、夏カゼと思って放っておくと、呼吸困難を引き起こすことも!

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【以下引用】

いよいよ梅雨入りした日本列島。これから1ヶ月以上もジメジメした日が続くわけだが、テンションが下がるだけでなく、健康面でも大いに気をつけなければならない。

その原因は、部屋の中で活性化して大繁殖する機会を狙っている、目には見えないカビの菌糸だ。

「この時期から増えてくるのが、トリコスポロンというカビで、このカビを吸入すると、夏型過敏性肺炎を起こすことがあります。また、この病気が慢性化すると死に至ることもあるんです」

こう警告してくれたのは、呼吸器科・アレルギー科・内科の専門医で東京・池袋大谷クリニック院長の大谷義夫医師。

「夏型過敏性肺炎とは、トリコスポロンを吸うことで、肺の中でアレルギー反応が起こり、微熱が出たり、咳や痰が出たり、体がだるくなったりする病気です。症状的には夏カゼと似ているので、皆さん夏カゼとカン違いしてしまうことが多いんです。

しかし、放っておくと呼吸困難などの重症になる場合があります。そして、重症になって病院に行ったときに医師も夏カゼだと診断してしまったり、肺炎としても細菌性肺炎と誤診してしまうと、入院して点滴を打ち、症状が良くなったからと数日で家に帰してしまいがちです。しかし、症状が良くなったのは入院したことでトリコスポロンを吸わなくなったためであって、家に戻るとまたアレルギー反応が出てしまうのです」

また、呼吸困難になるほどではない軽症な人でも、注意が必要だと大谷医師は言う。

「11月ぐらいになってカビが減ると、夏カゼかなと思っていた症状が軽くなります。しかし翌年の5月ぐらいになると、またその症状が出てきてしまう。それを毎年繰り返していると慢性化してしまうんです。

慢性化した過敏性肺炎は、間質性肺炎や肺線維症になって、肺が硬くなり死に至ります。夏型過敏性肺炎は、医師でもなかなか気づきにくく、とても怖い病気なんです」(大谷医師)

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では、夏型過敏性肺炎を予防するには、どうしたらいいのだろうか?

「原因となるトリコスポロンは、風呂場や脱衣所、台所など高温多湿になる場所に多く発生するので、そういった所はいつもきれいに掃除して、乾燥させておくことです。特に木材などで増殖しやすいので、風呂場に木製のドア枠などがある家は気をつけてください。

ほかにもカビによる肺炎は、アスペルギルス、カンジダ肺炎、クリプトコッカスなどもあります。アスペルギルスは重篤な基礎疾患のある人だと、死亡率が50%と高くなります。とにかくカビが生えていたら、カビ取りをすることが大切です」(大谷医師)

死ぬことだってある梅雨時のカビ。もう、放っておくなんて選択肢はない。

(取材/村上隆保)

 

梅雨入りもしたこれからの季節、ちょっと油断するとすぐにカビが繁殖してしまいます。

お風呂などは、いくら掃除してもカビはなくなりません。なので、掃除だけではなく十分換気もして天井や壁などの水分はふきとるのがベストです。

カビが繁殖しやすい条件は、温度が20℃~30℃、湿度が80%以上。

カビは汚れやホコリを栄養源にして生えるので、部屋などは掃除をして、湿度も65%以下にするのが良いそうです。

寝室は、寝ている時間にカビを吸い込むことになるので、朝起きた時の換気やふとんの天日干しが重要になります。

 

夏型過敏性肺炎

6月から10月頃までの夏場に発症するため、「夏型過敏性肺炎」と呼ばれています。
原因は「トリコスポロン」(酵母カビの一種)で、このカビは高温多湿の環境で腐木などを栄養源として繁殖します。
お風呂場や洗面所、台所などの他、エアコンや、木材が腐っていたりすると生えやすくなります。
発熱や咳、呼吸困難などの症状があります。

夏場になると決まってカゼをひく、咳が出るなどの人は、呼吸器科などの専門医にかかってみると良いでしょう。実は「夏型過敏性肺炎」だったなんてこともあるかもしれません。

また、カビのアレルギーが原因なので、一度自宅を離れて旅行などをした場合、症状が治まります。そして、自宅に戻るとまた症状が現れます。仕事に行くと調子が良いのに、帰宅すると咳が出るなんて人も可能性が高いかもしれません。

特に、たばこを吸う人は症状の悪化が早い傾向にあるので、注意が必要です。

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