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「生まれて初めて」カカオ農園で働く人たちがチョコレートを口にした瞬間!?【動画有】 | 芸能文春

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「生まれて初めて」カカオ農園で働く人たちがチョコレートを口にした瞬間!?【動画有】

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カカオ農園は日本の米農家以上に厳しい状況の中働いている農家が多いので、近年そのカカオの作り手が減ってきているそうですが、カカオからつくられるチョコレート製品はアフリカの人々には高すぎてカカオを作っているのに、食べたことがない人が殆どです。
その現状の悲惨さを、どう訴えればわかっていただけるのでしょうか。
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チョコレートがカカオからできてることは知っている私たち。けれど、それがどこでどんなふうに作られて市場に出回っているかはよく知らない人も多いのでは。お恥ずかしながら、私(記者)も詳しいところは知らなかったりして。

同じように、カカオ農園で働いている人たちも、カカオの栽培方法については熟知していても、そこからどんなものが作られるのか知らないのだそう。

今回、YouTubeよりご紹介する動画は、コートジボワールのカカオ農園で働く人たちが初めてチョコレートを食べた瞬間を撮影したもの。チョコレートを初めて目にしたときのリアクションは? そして初めて口にしたときの感想って……!?

ACE(世界の子どもを児童労働から守るNGO団体)のホームページによると、現在、世界のカカオ生産の約7割は西アフリカの国々。中でも全体の43%をコートジボワールが占めています

しかし、コートジボワールのカカオ農園で働く人たちは、カカオ豆が何に使われるか知らないのだといいます。今回、撮影に訪れたのは、コートジボワールで小さなカカオ農園を営むアルフォンヌさんという人のところ。たしかに、「僕らはカカオを育ててお金を稼いでるだけ。おいしい食べ物になるっていうのは知ってるけど、見たことないよ」と話していますね。

世界中の人たちが愛するチョコレート。その楽しみや贅沢を、原料となるものを作ってる人たちが味わったことがないなんて……! ならば食べてもらおうじゃないですか、カカオからできたチョコレートってやつを!!

ということで、撮影レポーターがポケットからチョコレートを取り出しアルフォンヌさんに手渡します。「これがカカオから作られてるチョコレートだよ。食べてみて」と。

そこで初めてチョコレートを口にするアルフォンヌさん。「うーん、甘いね。カカオがこんなにおいしいなんて知らなかった!」と思わず笑みがこぼれます。チョコのおいしさに感動した彼は、この驚くべきすばらしき味わいを一刻も早くみんなにも伝えたいと、ブローカーに豆を届けるのも後回しにしてさっそく仲間のところへ!

仲間たちの反応もこれまた新鮮! 目をキラッキラさせながら、「カカオを育てるのは重労働だから不満もあるが、こんなものができるのは嬉しいな! 口にできて光栄だよ」「包み紙を取っておいて子供たちに見せるんだ」とめっちゃ嬉しそう。

ちなみに、チョコレートはコートジボワールでは手に入れるのが難しい高級品。チョコバーで2ユーロするのだそう。先ほどのアルフォンスさんの1日の稼ぎは7ユーロ。そこから4人の労働者に賃金を払い、15人の家族を養わなくてはいけないというわけなので……2ユーロのチョコバーの貴重さがどんなもんかわかるでしょう。

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先進国と途上国との経済格差、チョコレート農園での児童労働の問題などけっして甘くはない現実もあるにはあります。が、そうしたことはひとまず置いておいて見てほしい今回の動画。自分たちが栽培したものの成果を目にした瞬間、それを口にした瞬間の純粋な喜びの表情は、見ていてとてもフレッシュで微笑ましい気持ちにさせられます。

こちらがその動画です。

確かにこの動画に写っているコートジボワールのカカオ農園の人々は、チョコレートを食べれてとても幸せそうですが、なぜ彼らが作ったものを彼らが食べれないのか。
チョコレートは世界中で愛されているし、ここで彼らの賃金を上げるために多少のチョコレートの価格の高騰は私達消費者も理解しないといけないと思いますが、そもそもなぜ低賃金から始めたのか。
勿論需要と供給というものはあると思いますが、彼らの為にも今後の私達の美味しいチョコレートの為にも、この問題は避けて通れない問題です。
早く解決できると良いのですが。

ネットユーザーの声

「なんかさあ、これでいいのかよ世界!って感じだな」

「心が痛むというか、私達は望むなら毎日チョコが食べれるのに、1回も食べた事ないとか・・・」

「資本主義の行き過ぎた搾取を是正したフェアトレードって大切ですね。
カカオ生産者が普通にチョコレートが食べられるくらいに…」

「初めてチョコレートを口にした
カカオ農園の人達の笑顔が素敵すぎる!
見ていて微笑ましくなった!^ ^」

「なんかぐっと刺さるものがある」

「なんか、いろいろと考えさせられる。 社会の構造についても、この行動についても。 なかなか難しい世の中だなぁ」

「作り始めて何年なんだこれ。。つД`) 」

「生産者が最終加工品を知っているのは大切なこと。きっとこの人々のモチベーションは大きく変化したはず。みんなとても嬉しそう」

「自分たちが作っているものを食べられない現実の重さを感じる。チョコはフェアトレードのものを食べたいなっていつも思う」

「板チョコが1枚たった100円程度で買えることに疑問を持ちましょう」

 

コートジボワールという国について

正式名称はコートジボワール共和国。

西アフリカに位置するこの国は、東にガーナ、北にブルキネファソ、マリ、西にギニア、リベリアと国境を接している。

南は太平洋に面している。

法律上、首都はヤムスクロという都市だが、実質上は旧首都のアビジャンが首都の機能を果たしている。

かつて日本ではこの国は「象牙海岸共和国」とも言われていた。

 

これからもおいしいチョコレートを快くいただくために、彼らの賃金の改定を強く願います。

その為ならばチョコレートが高くなっても仕方がないと思います。

 

筆者:AI HONDA EKLUND

スウェーデン・ダーラナ地方在住のマルチオペラシンガー。

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