サッカーウルグアイ代表のルイス•スアレスが、相手選手に噛み付いたとして代表9試合の出場停止、四ヶ月のサッカーに関する活動停止が言い渡されました。

 

【以下引用】

２４日に行われたサッカーＷ杯・イタリア戦で、ＤＦに噛み付いたとされるウルグアイのＦＷルイス・スアレスに対して、国際サッカー連盟（ＦＩＦＡ）の規律委員会は日本時間２６日、４カ月の活動停止と９試合の出場停止、さらに１０万スイスフラン（約１１００万円）の罰金処分を下した。ＦＩＦＡの公式ホームページで発表された。

ウルグアイはグループリーグＤ組を２位で突破し、決勝トーナメントに進出しているが、この処分は２８日の決勝トーナメント１回戦・ウルグアイ‐コロンビア戦から適用されるため、スアレスはＷ杯の残り試合には出場できなくなった。

２４日に行われたＷ杯の１次リーグ・イタリア戦、スアレスは相手ＤＦキエリーニにかみついた疑いがあり、ＦＩＦＡが調査に乗り出していた。映像ではスアレスがキエリーニの左肩に顔を寄せ、かみついているように見える場面をとらえており、キエリーニも左肩のユニホームをずらし、かまれたことを主張していた。

試合中には、スアレスのファウルが取られたものの、カードの提示は無し。猛烈抗議のイタリア陣営に向けては、スアレスも「ピッチ上で起こりうること」と涼しい顔で“無罪”を主張していたが、調査によってあえなく“御用”となった。

スアレスは今大会、ウルグアイのエースとしてグループリーグ２試合に出場。１９日のイングランド戦で２得点をマークするなど、活躍を見せていた。だが“噛み付き癖”は今回に始まったことではない。アヤックス時代の１０年１２月にＰＳＶのＤＦバッカルの左肩にかみついて７試合の出場停止処分。さらにリバプール移籍後の１３年４月、チェルシー戦でＤＦイバノビッチの右腕をかみ、１０試合の出場停止処分を受けている。

圧倒的な得点能力は誰もが認める一方で、南アフリカで行われた前回大会には、故意のハンドで相手の得点を防ぐなど、ルール無用な悪癖も持つ。ウルグアイは過去にＷ杯制覇経験を持つ３カ国が同居する「死の組」を２位突破。Ｃ組１位のコロンビアと８強をかけて２９日に対戦経験だったが、スアレス不在で戦うことになる。

今回の一件で、かみつきによる出場停止は通算２６試合となったお騒がせ男は、３度目の処分で“牙を抜かれる”ことになるのか。

これについてネットでは、

のような意見があるようです。

 

ウルグアイのスアレス選手が9試合の出場停止と4ヶ月のサッカーに関する活動停止

 

当然と言えば当然。いやむしろ罰則としては軽いのかもしれません。

ルイス•スアレス選手は過去前科持ちで、相手選手を何度となく噛み付いたことがあります。もはや、自分の思い通りいかないと相手にかみつく癖なのかもしれません。

予選リーグ三回戦イタリア戦で問題の噛みつき事件は起き、その場はファイルになりましたが、特にカードが出たわけでもなかったので、後日FIFAが調査した結果、処分が決まりました。
直接の原因ではありませんが、敗北したイタリアはなんともいたたまれませんが…。

この処分によって、ウルグアイは決勝トーナメントに進みましたが、出場出来ないことになりました。もし勝ち進んでも9試合の出場停止なので、今大会は出場出来ないことが決定しました。

チームの大黒柱的存在で、出場しなかったコスタリカ戦に負け、出場したイングランド戦、イタリア戦には勝ったと言う結果からもその存在の重要さは分かると思います。

決勝トーナメント一回戦は、C組一位のコロンビア。大黒柱抜きで勝つには少々荷が重い相手です。

もっと重い処分があっても良いと言う論評もありますが、次の試合出場出来ない事には変わりありません。
強敵のコロンビアを果たして大黒柱抜きで倒すことが出来るのか。見ものです。
 

ウルグアイ代表とは

 

サッカーウルグアイ代表は、ウルグアイサッカー協会(AUF)に所属するウルグアイのサッカーのナショナルチーム。ホーム用ユニフォームには空色が伝統的に使用されており、これが代表の愛称「セレステ」（スペイン語で空色の意）の由来です。アウェイ用ユニフォームは主に白ですが、赤・もしくはオレンジをメインカラーとして使用されることもあります。

ユニフォームのロゴに4つの星があり、これは2度のワールドカップ制覇とW杯開催前の2度のオリンピック制覇を合わせて記しています。

20世紀前半は世界屈指の強豪で、1924年、1928年のオリンピックで連覇。ワールドカップでは1930年地元開催の第1回大会で優勝しました。南米選手権も最多の15回の優勝を誇ります。

しかし、1970年代以降はワールドカップ南米予選で敗退するようになり、国際タイトルからも遠ざかり低迷してしまします。一方、個人では欧州トップリーグで活躍する選手を多くいるので「古豪」と紹介されることもあります。

最近は国際舞台でも改めて活躍するようになり、2011年の南米選手権では、グループリーグを2位通過し、準々決勝でアルゼンチン、決勝でパラグアイに勝利し、6大会ぶり15度目の優勝を果たしました。

 

スアレスとは

 

本名ルイス・アルベルト・スアレス・ディアス。1987年1月24日生まれ。ウルグアイ出身のサッカー選手。ポジションはFW。イングランド・バークレイズ・プレミアリーグのリヴァプールFC所属。

スアレスな世界的に有名になったのは、何と言っても2010 FIFAワールドカップ決勝トーナメント準々決勝ガーナ戦。延長後半アディショナルタイム、彼はFWながら味方ゴールのシュートを神の一手でブロックしてしまいました。勿論決定機阻止の反則とハンドによりレッドカードで一発退場でしたが、ガーナがこのPKを外してしまい、試合はPK戦に突入し、なんとウルグアイは勝利しました。

少年時代にGKをやっていたことはありますが…。

他にも相手選手への噛み付き行為、シミュレーション行為など様々な騒動を起こすことでも有名です。

色々と非難されてますが、サッカー選手としての実力はトップクラスで、彼のプレーがチームの勝利に多々結びついていることが多い。2013-2014年シーズンにはゴールを量産し、リバプールが2位と躍進した一つの要因となりました。

2014 FIFAワールドカップでも活躍が期待されていましたが、最後のイタリア戦後半33分、イタリア代表DFジョルジョ・キエッリーニと交錯し、その際にキエッリーニの肩に噛み付きました！FIFAの調査が入り、26日FIFAから代表の公式戦9試合の出場停止、10月末までの活動停止処分を命じられました。クラブでの出場停止試合数が34試合になってしまいました。

手首には愛娘のデルフィナちゃんの名前のタトゥーが彫られていて、ゴールした時にはそこと左手薬指の指輪、親指、人差し指、中指にキスをします。妻(指輪)、長女デルフィナちゃん(手首)、長男ベンジャミンくん(三本の指)への愛が込められている、家族思いな一面もあります。

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