今、ネットで「クジラ包丁」が話題になっているようです。マグロ包丁はまるで刀のようですが、クジラ包丁も負けていないようです。あんな大きな体を解体するのですから、たしかに刃物も大きくないとだめですよね。
これを受けてネットでは・・・
「私的にはクジラ包丁よりマグロ包丁の方が好きかも」
「マグロ包丁は太刀クジラ包丁は大剣・・・?」
「モンハンじゃないか」
「クジラ包丁か・・・一度は握ってみたい」
「刀の製法って予想以上にややこしいんだけど、クジラ包丁とかも同じ製法なのかな。だとしたらすげえな」
「どう見ても青竜刀です」
・・・等々。
ちなみにこの包丁、ネット通販で販売しています。戦前使われていた鯨包丁を装飾用にしたもののようです。
お値段は約100万円。
数年前にも話題になったようですが、本当に買った人なのかどうかはわかりませんが、レビューがゲームの「剣士」を思わせる書き込みばかりだったようです。
たしかに包丁には見えないですよね。どう見ても武器です。
昔はこんな武器で鯨を解体していたのですね。
鯨包丁
しかし、色々な包丁がありますよね。
こうやってならんでいると、本当に刀ですよね。
鯨の解体は江戸時代に手順が確立されたそうです。包丁の入れ方などもその時から変わってないということですから、すごいですよね。
やり方は、まず本皮と呼ばれる皮を大包丁で切り取ります。皮の端に鎖をかけてウィンチで引きはがします。江戸時代には、何人もの人が繩を引いて引きはがしたそうです。
それから肉を切り出して行くようです。
数人の作業員が力を合わせて行うようです。息の合った連係プレーができないと無事に解体できない、危険な作業のようです。
包丁ひとつとっても武器になりそうな大きさですものね。
鮪包丁
マグロ包丁はまるでソリのない刀です。
味が落ちないように、刃を行き来させないように大きく作られています。工程によって長さなどがかわるようです。
これを振り回して殺人未遂の疑いで逮捕された男性がいたそうですが、この包丁を見てるだけで怖いですよね。
ちなみに似ていますが刀ではなく包丁なので、銃刀法には引っかからず許可なしで買えます。
が、もちろんこんなものを持ち歩いてうろうろしていたら警察に捕まりますので、もし購入したとしても用途に合った使用をしてください。
このことについてはあなたはどう思う??