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巨大マンボウ 函館で網に 重さ1トン全長3メートル50超 | 芸能文春

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巨大マンボウ 函館で網に 重さ1トン全長3メートル50超

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北海道函館市沖の定置網に、全長が3メートル50超、重さ1トン超の巨大なマンボウが、14日朝にかかっていたそうです。大きさから「ウシマンボウ」ではないかということです。

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【以下引用】

 北海道函館市沖の定置網で14日朝、全長3メートル50超、重さ1トン超の巨大なマンボウが捕らえられた。

南かやべ漁業協同組合に所属する漁師が定置網を仕掛け、午前5時半頃に引き揚げたところ、かかっていたという。

大きさから「ウシマンボウ」とみられる。漁船にはイカのサンプル採取のために北海道大の桜井泰憲特任教授(63)(海洋生態学)と、北大大学院生の松井萌(はじめ)さん(24)が同乗しており、松井さんがマンボウを撮影した。

桜井特任教授は「海洋研究を30年以上、続けているが、3メートル50ものマンボウを見たのは初めて」と話している。同漁協によると、熱帯・温帯の海に生息するマンボウが函館沖で網にかかった理由はよくわからないという。

 

ネットでは・・・

「マンボウかわいそうに・・・何年生きてたんや」

「マンボウ怖いよぉぉぉぉぉ!!」

「このサイズまで育ったことが奇跡だな」

「やっぱり海水温が上昇してるんだ」

「でかすぎ」

「けっこうグロい」

・・・等々。

 

それにしても大きいですね。

今まで3メートル超はいたようですが、3メートル50を超える大きさは見られなかったようですね。

しかしこの後はこのマンボウ、どうなるんでしょうね。

食べるのでしょうか、それとも剥製? 研究資料?

 

マンボウってどんな魚?

フグ目マンボウ科。

フグの仲間だそうです。なので、腹びれと肋骨がありません。

硬骨魚の中で最大。

尾びれがなく、背びれと尻びれが長く発達しています。背びれと尻びれをパタパタと動かすことで海の中を泳ぎます。また、体の後ろにあるひれのようなものは「尾びれ」ではなく「舵びれ」「橋尾」などと呼ばれるもので、これで舵取りをするようです。

くらげや小魚、甲殻類なども食べるそうです。

 

マンボウは全世界の暖かい海に広く生息しています。

そして海の表面から水深800メートルほどの深海にまで潜れるようです。

ただ、生態については、まだわかっていないことが多いそうです。

 

ウシマンボウ

日本近海に生息するマンボウは1種しかいないと思われていましたが、近年、たまに頭が大きな個体が見つかっていて、そのDNAから別の種類にわけられることがわかったそうです。2010年5月に「ウシマンボウ」と和名がつけられました。

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まだ新種登録はされていないようですが、その個体の特徴は以下の通り。

・舵びれの後ろの縁が波打たず滑らか
・頭部が上下共に大きく膨らんでいる
・背びれ、尻びれが「マンボウ」に比べ丸く、半円形に近い

 

マンボウの子供

マンボウは1度に3億個もの卵を産みます。

脊椎動物の中で最も多く卵を産むのがマンボウなんだそうです。

卵や稚魚は親に保護されないまま海中を漂うため、ほとんどを他の動物に食べられてしまい、ふ化して成魚になるまでに成長できるのは2~3匹だそうです。

ちなみに、生まれたばかりの稚魚はトゲトゲで金平糖のような形をしているそうです。成長するにつれて何度かモデルチェンジをし、我々の知っているマンボウの形になるんだそうです。

 

マンボウには寄生虫がいっぱい

マンボウには、寄生虫がいっぱいついています。

海面に横たわる姿が良く船などで発見されるようですが、それはカモメなどに体表についた寄生虫を取ってもらったり、太陽に当たって殺菌するのが目的ではないかと言われています。また、海面をジャンプする姿が見られることもあり、体表についた寄生虫を振り落とすためではないかとも言われています。

ちなみにジャンプして海面にたたきつけられたショックで死亡するという説は眉唾ものだそうです。

 

マンボウの飼育

マンボウの飼育をしている水族館も日本にはいくつかあります。

しかし、マンボウの飼育は一般的に難しいとされています。

泳ぎが下手で水槽の壁に追突して弱ってしまったり、寄生虫が多いことなどがあげられます。

水槽の中にネットやビニールで緩衝壁を作ったり、体表の寄生虫を飼育員がとったりとかもするようです。

また、大きく成長して施設が手狭になったりすると、標識をつけて再び大洋に放されることがあるそうです。

 

マンボウ料理

マンボウは主に太平洋に面した地域で郷土料理として食べられているようです。

鮮度が落ちると臭みが出て美味しくありません。なので、ほとんど現地で消費されるようです。

脂が少なく淡泊な味で、各地で色々な料理方法が開発されているようです。

また、アカマンボウなどはマグロの代替魚として使用されることもあるそうです。ただし名前は「アカマンボウ」ですが、マンボウの仲間ではありません。

マンボウの腸は火を通すと鳥の皮のような食感だそうです。

他にはマンボウの皮の下にあるゼラチン質を使ったゼリーなども開発されているようです。

色々な料理があるそうなので、沿岸部に行った時にはぜひ食べてみたいです。

 

 

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