ワールドカップ準決勝、オランダ対アルゼンチンは、PK合戦の末、アルゼンチンが決勝に駒を進めました

【以下引用】

2014年Ｗ杯は現地時間９日に準決勝の残り１試合が行なわれ、アルゼンチンとオランダによる一戦は、０対０で120分を終了。PK戦の末にアルゼンチンが勝利し、24年ぶりの決勝進出を決めた。

マラドーナ氏を擁して優勝した1986年以来の優勝を目指すアルゼンチンと、２大会連続の決勝を狙うオランダによる準決勝。アルゼンチンは、メッシとともに攻撃のカギを握るディマリアが負傷により欠場した一方で、オランダではケガにより今大会中の復帰が難しいとみられていたデヨングが復帰。デヨングがメッシをマンマークする任務を与えられ、メッシを封じにかかった。

前日７対１という衝撃のスコアで終わったドイツ対ブラジルとは打って変わって、この日の試合は堅い展開となり、互いにゴールが遠い。アルゼンチンはメッシ、オランダはロッベンという両キーマンが厳しいマークを受け、前半はスコアレスのまま終了となった。

後半に入っても均衡状態は続き、両チームともにシュートチャンスすらなかなか作ることができない。後半初めての決定機が訪れたのは75分、アルゼンチンは右サイドからペレスがアーリークロスを送り、イグアインが飛び込んだが、シュートはわずかにゴールの右に外れ、スコアは動かない。終了間際の90分、ロッベンがエリア内に侵入しオランダにも決定機が訪れるが、マスチェラーノが体を投げ出してシュートをブロックし、ここもネットは揺れず。90分では決着つかず、延長戦にもつれ込むが、延長の30分でもゴールは生まれず、勝負の行方はPK戦に委ねられた。

先攻は準々決勝のコスタリカ戦でもPK戦を戦ったオランダ。しかし、１人目のキッカー、フラールのキックをアルゼンチンGKロメロがいきなりストップ。対するアルゼンチンの１人目はメッシ。こちらは冷静に成功させた。２人目は互いに成功させるが、オランダの３人目、スナイデルのキックは再びロメロがストップ。アルゼンチンは３人目のアグエロも成功させ決勝に王手を掛けると、オランダの４人目、カイトは成功させたが、アルゼンチンの４人目、マキシ・ロドリゲスがGKにコースを読まれながらも叩き込み、アルゼンチンが死闘を制した。

この結果、13日の決勝では、ドイツとアルゼンチンが優勝を懸けて対戦することが決定。その前日には、ブラジルとオランダによる３位決定戦が行なわれる。

これについてネットでは、

のような意見があるようです。
 

アルゼンチンがPKでオランダを下し決勝進出！

 

まさに準決勝、どちらが得点を奪うかの死闘でした。もう一方のブラジル対ドイツ戦は異常だったので、普通準決勝はこういうものだと思いますが。

試合は両チーム探り合いな感じで、何が何でも点を取るというより、無駄な失点はしないと言う、守備に重きを置いたように思いました。オランダの知将ファン•ファールは、メッシ封じの為、ナイジェル•デ•ヨングをマンマークに付け、見事に封じ込めました。対するアルゼンチンも、相手を良く研究し、マンマークこそつけませんでしたが、オランダのエースでもあるアリエン•ロッベンに仕事をさせませんでした。
両者攻撃の糸口は掴めず、スコアレスドローでPK合戦に進みました。オランダは二戦連続のPK合戦で.前の試合はPK専門のゴールキーパーを出しましたが、今回は出しませんでした。
それもあってか、オランダはアルゼンチンのPKは止められず、アルゼンチンはオランダのPKを2本止め、見事にオランダに勝利しました。
PK合戦は実力と言うより、運も影響しているのかもしれません。どれだけ決勝に行きたいかの思いの差が現れたのかもしれません。

これで決勝のカードはドイツ対アルゼンチンになりました。

準決勝の試合の限りはドイツ優勢ですが、そこは南米大会。エースメッシの奮闘があれば勝負はわかりません。

いよいよ約一ヶ月に渡るワールドカップも決勝戦が来ました。

両チーム、悔いのない戦いをして欲しいものです。
 

アルゼンチン代表とは

 

サッカーアルゼンチン代表は、アルゼンチンサッカー協会に所属するアルゼンチンサッカーのナショナルチーム。FIFAワールドカップで優勝経験がある世界有数の強豪国。自国開催の1978 FIFAワールドカップで初優勝。

国際サッカー連盟(FIFA)はFIFAワールドカップ、FIFAコンフェデレーションズカップ、夏季オリンピックを男子の3大タイトルとしており、この3大会すべてで優勝経験があるのはアルゼンチンとフランスだけです。

1990年代以降、育成年代の大会で数多くの優勝を重ね圧倒的な実績を挙げているが、フル代表の戦績は近年伸び悩んでいます。ワールドカップでは90年大会の準優勝を最後に最近はベスト4にも行っていません。

アルゼンチンのサッカーは、1枚のコインのように裏表の様で、相反する2つの思想、哲学があります。ワールドカップで1978年と1986年と二度優勝経験があるが、それぞれのチームカラーが全く異なっていました。華麗なパスワーク、堅守からのカウンターアタックは同じですが…

今大会での戦いは豪華アタック陣の派手なイメージとは裏腹に守る、逃げ切ると言った手堅いサッカーをしています。虎の子の1点を守り抜く。まるで「イタリア化」しているようです。しかし、ボールがないときにはひっそりとし、チャンスとみれば一瞬にして状況を変えてくれるメッシがいます。

 

オランダ代表とは

 

サッカーオランダ代表は、オランダサッカー協会(KNVB)に所属するオランダのサッカーのナショナルチーム。FIFAワールドカップではまだ優勝したことはないが、FIFAランキング1位になったことがある強豪国。過去、サッカー界に革命を起こしたクライフを中心のトータルフットボールと呼ばれる戦術が有名です。サッカーはオランダの国民的スポーツで、オランダの100万人以上の人々が実際にサプレーしています。特に欧州選手権は、国中でテンションが高まりオレンジ色の熱狂で埋め尽くされます。オランダは、サッカー界に数多くスター選手を送り出し、また有名な監督も輩出しています。

欧州選手権でも準優勝などいつも良い成績を残します。欧州選手権2012でグループステージ敗退するまで、FIFAワールドカップとUEFA欧州選手権本大会合計11大会連続で突破していました。

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