ラジオ体操といえば、ダイエットやストレッチなどで昨今は見直されてきていますが、私たちが知っていてテレビなどで目にするのは第２までですよね。でもラジオ体操には第３まであったんです。運動量が多く、動きが速すぎてラジオのみでは動きが伝えられなかったため、当時は普及しませんでした。そのラジオ体操第３を、当時の指導員である上貞良江（かみさだ・よしえ）さん（９１）がテレビで指導、実演を行うそうです。放送は１８日午後８時からＮＨＫ総合にて。

【以下引用】

　1946年に制作され、NHKのラジオで約1年しか放送されなかった幻の「ラジオ体操第3」の当時の指導者による実演映像が、18日放送のNHK総合のバラエティー番組「しあわせニュース2014　夏」でテレビ初披露されることが17日、明らかになった。ラジオ体操第3は、運動量が多く、動きが速すぎたこともあり、普及しなかったため幻と呼ばれており、番組では、当時の体操指導者で現在91歳の上貞良江（かみさだ・よしえ）さんと、現在「NHKテレビ・ラジオ体操」のアシスタントを務める天井澤愛里沙（あまいざわ・ありさ）さんが登場し、ラジオ体操第3の指導、実演を行うとともに、その魅力を紹介する。

ラジオ体操第3は、今年6月に滋賀県東近江市役所が職員の昼休み中の体操として試験的に導入し、NHK大津放送局が全国ニュースとして報道したり、バラエティー番組で紹介されるなど再注目されているが、当時の指導者による実演映像が披露されるのは初めて。指導員の上貞さんは「ラジオ体操第3を通じて、次の世代にラジオ体操が引き継がれることを心より願っています」とコメントを寄せている。

NHKの番組「ラジオ体操」は1928年に放送が開始され、現在、放送されているのは3代目にあたる。初代は戦前に放送され、46年に2代目が誕生。2代目は、一般向けの第1、女子向けの第2、男子向けの第3が制作されたが、戦後の動乱期だったこともあり、普及せずに、47年に放送が中止された。4年のブランクをへて51年に放送がスタートした3代目は現在も放送されている。

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現在、NHKのテレビとラジオで放送されているのは3代目のラジオ体操第1、第2とみんなの体操、リズム体操、オリジナル体操の5種類。「しあわせニュース2014　夏」は、NHK総合で18日午後8時から放送。

 

ラジオ体操

ラジオ体操は、国民の健康作りのために１９２８年から日本放送協会のラジオ放送によって「国民保健体操」として放送されたのが始まりです。

現在、我々の良く知るラジオ体操は、それから３代目にあたります。

２代目は１９４６年に作られました。一般向けに第１、女子向けに第２、男子向けに第３がありましたが、戦後の混乱期だったこともあり、あまり普及はしませんでした。放送も１９４７年までと短い期間でした。

現在まで放送されているラジオ体操は、１９５１年から放送が開始されました。子供からお年寄りまで誰にでも手軽にできる体操として「ラジオ体操第１」、体を鍛えて筋力を強化することに重点を置いた職場向けの「ラジオ体操第２」となります。

 

「幻のラジオ体操」と言われているのは、１９４６年から放送開始となり１年半で終了となった２代目の「ラジオ体操第３」です。テンポが速く、手を伸ばしたりジャンプしたりと動きが複雑でスピーディーなことが特徴です。

 

ラジオ体操ってダイエットになるの？

全身をまんべんなく動かすことができるラジオ体操は、みっちりやればダイエットにもなるそうです。

ラジオ体操第１と第２を続けてやればカロリー消費は約２５キロカロリーだそうです。２回行えば消費カロリーは約５０キロカロリーとなり、ダイエット効果が期待できます。

もちろん、ひとつひとつの動作を意識してする体操でなければ上記の消費カロリーにはなりません。

また、スロー再生や高速スピード再生でやっても体の各所に効くらしいです。

肩こりや猫背なんかにも効果があるそうです。

侮りがたしラジオ体操。

 

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