今年度のノーベル物理学賞に輝いた日本人のお二人です!
本当におめでとうございます!
左が天野浩名古屋大教授(54)と、右がその恩師である赤崎勇名城大終身教授(85)
青色発光ダイオード(LED)の開発でノーベル物理学賞に決まった天野浩・名古屋大教授(54)が10日朝、出張先のフランスから愛知県常滑市の中部国際空港に帰国した。「いまだに夢の中にいるようです」。天野さんはにこやかな表情で帰国の感想を報道陣に話した。
午前7時55分ごろ、天野さんが到着口から現れると、研究室の学生約20人が拍手と花束で迎えた。
天野さんは午後、共同受賞が決まった恩師の赤崎勇・名城大終身教授(85)と名古屋大で共同記者会見に臨んだ。受賞決定後、2人が会うのは初めて。がっちり握手し、天野さんは「めちゃくちゃ緊張する」、赤崎さんは「天野君と一緒に受賞できて本当にうれしい」と語った。
天野さんは名大助手、名城大教授などを経て2010年から名大教授。名大工学部の学生時代に、当時名大教授だった赤崎さんの研究室でLEDの研究を始めた。材料となる窒化ガリウムの半導体結晶作製は困難を極めたが、実験を繰り返す中で、きれいな結晶を作ることに成功。1989年、青色LEDが製造可能であることを証明した。
ノーベル物理学賞の発表後、天野さんはフランス企業との共同研究のために訪れていた仏グルノーブルで毎日新聞のインタビューに応じ、「偶然ではなく、そこまでの経験があって初めて実現した」と語り、失敗の上に築き上げた経験が「幸運」を呼び寄せたとの考えを示した。【式守克史、花岡洋二】
やはりノーベル賞受賞というのは本当にその人の今までしてきたことの集大成と言いますか、素晴らしい事だと思います。
このお二人のおかげで今LEDのライトが普通に購入でき、電気代も結構安くなりましたよね。
この二人のご報告を受けて、他の科学者の皆さんにも頑張っていただきたいです!
ネットユーザーの声
「文中の「偶然ではなく経験」「失敗の上の幸運」おーい!小保方ーっ 聞いてるかーっ 研究とはこーゆー事だぞーっ ノートに書いとけーっ!」
「なんか、最初は日亜化学2万円しか中村さんにボーナス出さなくて酷い、とか思ってたけど、窒化ガリウム結晶実験室レベルで作っただけかー。いや、偉大かもしれないけど、色々調べると、この2人だけ受賞でも良い気がしてきました(∩∇`)」
「美しき師弟愛って感じでいいねえ。2人とも誠実で努力の人って感じもいいね」
「ノーベルという字面だけでアレンビーが反射的に思い浮かぶくらいにGガン脳w」
「赤崎先生は見た事あるだけで、話した事は無いです。天野先生は講義や研究室には良くお世話になりました。研究室は違えど、一緒の環境の中で勉強できたのは自分にとって良かったです」
「元素番号31・ガリウム。普段生活してる中で、こんなの見た事も聞いた事も無いもんな。誰も見向きもしないものを使おうというスタートラインからしてもう天才なのだ、やっぱり」
「三千回の挑戦は凄い。俺なら二千回でギブアップする」
「問題は、中村修二氏が赤崎氏と握手するかどうかですね」
「名古屋も捨てたもんじゃないね♪」
「天野教授のノーベル賞そっちのけで、奥様がとてもユニークな方で気になるwなんでそこに日本人とかで出てほしかった…」
過去のノーベル物理学賞日本人受賞者
1949年 湯川秀樹 京都帝国大学理学部卒、大阪帝国大学博士理学博士
受賞の理由:中間子の存在の予想
この方がノーベル賞を受賞したのが、日本にノーベル賞の認知度が広まるきっかけとなった。
1965年 朝長振一郎 京都帝国大学理学部卒、東京帝国大学理学博士
受賞理由:量子電気力学分野での基礎的研究
1973年 江崎玲於奈 東京帝国大学理学部卒、東京大学理学博士(写真なし)
受賞理由:半導体におけるトンネル効果の実験的発見
2002年 小柴昌俊 東京大学理学部卒、ロチェスター大学大学博士課程修了 、東京大学理学博士(写真なし)
受賞理由:天体物理学、特に宇宙ニュートリノの検出に対するパイオニア的貢献
2008年 小林誠 名古屋大学理学部卒、同大学理学博士
共同受賞 益川敏英 名古屋大学理学部卒、同大学理学博士
受賞理由:小林・益川理論とCP対称性の破れの起源の発見による素粒子物理学への貢献
素晴らしい受賞者の皆さんにあやかって、これからも日本の科学者の皆さん、頑張ってくださいね!
筆者:AI HONDA EKLUND
スウェーデン・ダーラナ地方在住のマルチオペラシンガー。
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