日本のテニス界のホープ錦織圭(24)がバルセロナ・オープンでサンティアゴ・ヒラルド(26)を下し今大会初優勝を飾り通算5度目のツアー優勝を飾りました。
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男子テニスのバルセロナ・オープンは27日、バルセロナで行われ、シングルス決勝で世界ランキング17位の第4シード、錦織圭(日清食品)が同65位のサンティアゴ・ヒラルド(コロンビア)に6-2、6-2で勝ち、ツアー今季2勝目、通算5勝目を果たした。過去4度のタイトルはハードコートの大会で、クレーコートでは初となった。
錦織はストローク戦で優位に立ち、第1セットの第3ゲームからは8ゲームを連取。ツアー初優勝を狙ったヒラルドを圧倒した。
錦織は3月のマスターズ大会、ソニー・オープンで元世界1位のロジャー・フェデラー(スイス)らを破って4強入りしたが、左股関節を痛めて準決勝を棄権し、今大会で約1カ月ぶりに実戦復帰した。
バルセロナオープン優勝!
バルセロナ・オープンは4大大会と同様のクレー(赤土)コートで、錦織が最も苦手とするコートでした。今大会、ランキング1位のラファエル・ナダル(27)はクレーコートを最も得意とし、全仏オープン(クレーコート)でも最多の8回優勝を飾るなど、クレーコートの王者として君臨し、今大会でも優勝候補筆頭に挙げられていました。しかしながら、準々決勝でニコラス アルマグロ(28)に敗戦を喫し、優勝の夢は断たれました。ナダル得意のクレーコートでナダル破った事は、大きな自信になるはずです。しかしながら、準決勝に負け、決勝は錦織VSヒラルドになりました。
錦織の過去の通算成績は5勝1敗と相性が良い相手なので、今大会でも負けるわけにはいきません。そんな中、2-1のストレート勝ちし、今大会初優勝を決めました。
錦織は全仏オープンで良い結果を残せておらず、クレーコートに苦手意識を感じていましたが、バルセロナ・オープンの優勝でクレーへの苦手意識も払しょくできたと思います。錦織自体のランキングは17位ですが、トップ10に入れる実力は持っていると思います。この優勝で、全仏オープンへの弾みになったのではないでしょうか。
錦織圭とは
島根県松江市出身の男子プロテニス選手。日清食品所属。身長178cm、体重74kg。右利き、バックハンド・ストロークは両手打ちです。決して大柄ではないが、力強さが特徴です。オールラウンドなプレースタイルで最大の武器は強力なフォアハンドです
2007年にプロデビューし、日本を代表するテニスプレイヤーに成長しました。アメリカのフロリダに本拠地を置きます。この留学が才能を開花させていった背景にあります。ランキング自己最高位はシングルス11位。日本人最高位を更新しました。
空中で強烈なショットが得意技で「エア・ケイ」という愛称がついています。
4大大会(全豪、ウィンブルドン、全仏、全米)では4回戦進出が最高とまだ良い結果は残せていないが、今までにツアー5勝を挙げ、確実に力を付けています。4大大会で最も優勝に近い日本人と言われています。
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