5/24に開催される、サッカーのUEFAチャンピオンズリーグの決勝戦のカードが決まりました。レアル・マドリードとアトレチコ・マドリードの史上初のダービー戦です。
【以下引用】
サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)は4月30日、ロンドンで準決勝第2戦の残り1試合があり、アトレチコ・マドリード(スペイン)が敵地でチェルシー(イングランド)を3―1で下し、2戦合計3―1とし、1973―74年シーズン以来の決勝進出を果たした。
決勝は5月24日、リスボンであり、史上最多の10度目の優勝を目指すレアル・マドリード(スペイン)とアトレチコのスペイン・マドリード勢同士の対決となった。
チェルシーが前半36分、FWフェルナンドトレスの得点で先制したが、アトレチコがそのわずか8分後にFWアドリアンが決めて同点。敵地での得点差でリードしたアトレチコは後半15分、FWジエゴコスタがPKを決めて勝ち越し。後半27分にもMFアルダが追加点を決め、チェルシーの反撃を抑えた。(ロンドン=河野正樹)
決勝はスペイン対決!
バイエルンの攻撃的なポゼッションサッカーとレアルの守備的で高速カウンターの戦い。2戦目はバイエルンのホームで戦前はバイエルン有利、若しくは1点を争う好ゲームを予想しましたが、予想外にレアル・マドリーの圧勝でした。レアル・マドリードは前回王者のバイエルン・ミュンヘンを2戦合計5-0で退けました。バイエルン・ミュンヘンのホームで4-0で負けたのは史上初だそうです。バイエルンの選手は、早い時間にセットプレーで2失点してしまったのが痛かったと話しています。チャンピオンズリーグ連覇は非常に難しいと言えます。レアルは難しいことはしていなく、真ん中を固めて、攻撃はカウンター。しかし、バイエルンは強固な守備と高速カウンターに屈しました。監督のグアルディオは前所属のバルセロナでもポゼッションサッカーを重視してきました。ここバイエルンでもポゼッションサッカー。そして崩壊。レアルはポゼッションサッカーの崩し方の手本のようなプレーでした。レアルは3シーズン連続で準決勝止まり。念願の決勝進出です。
チェルシー対アトレチコ・マドリードはどちらも守備力に定評があるチームです。第一戦をアトレチコで0-0で終え、お互いの力、守備力を考えると、1点で勝負がつくだろうとされてました。ましてやチェルシーはホームでは絶対の強さを誇ります。しかし、結果は、3-1でアトレチコ・マドリードの勝利。想像以上にスコアが動きました。チェルシーは前半に1点を決め、前半の終了間際に守備的になったところ追いつかれてしまったことが要因かもしれません。3点とられたチェルシーは主部の固いアトレチコ・マドリーの牙城をそれ以上崩す事が出来ませんでした。守備的な戦いをとってきたチェルシーが攻撃をする、とても皮肉だったように思えます。
これで、スペインの同都市の2チーム、レアル・マドリードとアトレチコ・マドリードの決勝進出が決まりました。ダービーの決勝は史上初です。お互い守備が強いチーム。また、ダービー戦は注目度も高く、普段以上の力を発揮するので予想が付きません。
決勝戦(ポルトガル リスボン5/24 20:45 日本時間4/25 3:45)に注目です。
UEFAチャンピオンズリーグとは
UEFAチャンピオンズリーグは、UEFA(欧州サッカー連盟)の主催でヨーロッパの各リーグの上位クラブがしのぎを削る非常にハイレベルな欧州No.1を決める大会。毎年9月から翌年の5月にかけて行われます。グループリーグとトーナメントを交ぜた大会方式です。各試合をホーム&アウェーで戦い、決勝のみワンマッチです。CL、UCLとも略記されます。この大会に出場できるか否かは、クラブの経営面で大きな影響がでます。
出場はヨーロッパに限られるが、世界中の名選手がヨーロッパでプレーするので、世界一レブルの高い大会と言っても過言ではないです。なお、各国リーグの出場クラブ数はUEFAが扱う国別ランキング(過去5シーズンの成績)によって決定されます。
「UEFAチャンピオンズカップ」として1955年よりの名称で始まったが、1992年から名称を「UEFAチャンピオンズリーグ」にしまいました。
決勝のテレビ視聴者は1億人を越え、毎年行われるスポーツイベントとしては世界一の視聴者数を誇るとされ、アメリカNFLのスーパーボウルを上回ります。自国のリーグ戦よりも名実共に欧州一の称号を得られるチャンピオンズリーグに重きを置くチームもあります。
このことについてはあなたはどう思う??