女優の井上真央が映画「それいけ！アンパンマン　りんごぼうやとみんなの願い」で初声優が決まりました。

【以下引用】

昨年１０月に９４歳で死去した、やなせたかしさんの最後の原案作で、女優の井上真央（２７）が声優に初挑戦したアニメ映画「それいけ！アンパンマン　りんごぼうやとみんなの願い」（７月５日公開）の製作会見が２０日、東京・東新橋の日本テレビで開かれた。

　井上にとってアンパンマンは物心がついたころからのヒーロー。１月放送のＮＨＫスペシャル「みんなの夢をまもるため　やなせたかし“アンパンマン人生”」ではナレーターを務めた。

　涼しげなレースのワンピースで登場した井上は「アンパンマンとの会見ってなかなかない。友人の子どもに自慢したい」とご機嫌。メーンキャラクターりんごぼうや役の吹き替えは「難しくて、家で大声で練習したらワンちゃんにほえられた」そうで、「活発な男の子らしさを出すために、おなかに力を入れて声を出したので、腹筋が痛くなりました」と笑った。

　今作は、やなせさんが位置付けた東日本大地震復興３部作の最終作で、望郷と故郷の再建がテーマ。

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井上真央が映画「アンパンマン」で声優初挑戦

アンパンマンは永遠のヒーロー。子供のときから見ていて、物ごころ付いたときにも、アンパンマンはそばにいます。決して強くはないですが、仲間に支えられ、悪いことはしてはいけないと幼心にも訴えかけ、自然とアンパンマンを応援したくなります。

そんな中、今回公開される映画「それいけ！アンパンマン　りんごぼうやとみんなの願い」に声優として井上真央が登場することが決定しました。井上は声優初挑戦で、声優の難しさも感じつつも、最後までアフレコをやり遂げました。自宅でも猛特訓し、女優業と声優業の違いに痛感させたと思いますが、女優業で培った集中力と根性は行かせたはずです。

今回の映画は、原作者の故やなせさんが、東日本大震災の復興三部作として取り組み、「復興」「希望」に続き、今回は 「故郷」です。井上は、「やなせ先生が最後に残されたメッセージに関われるのは、プレッシャーもあるが、とても光栄。ご覧になるみなさんにも、ふるさとって何だろうと考えてもらえれば」と言っています。

アンパンマンは今夏公開しますが、特に子供たちに愛と勇気を与えられたのか注目です。

井上真央とは

井上 真央は1987年1月9日 生まれ。日本の女優。神奈川県横浜市出身。趣味はドライブ、特技は日舞。

幼稚園児のころからドラマっ子であり、月9では「空から降る一億の星」が好きだったと言います。
4歳の時、劇団に母親の薦めで入り、5歳から子役としてスタートします。
デビュー作は「真夏の刑事」で、パトカーにはねられて死んでしまう子供の役。以降、数多くのドラマやCMに出演し、1999年から2003年の昼ドラ「キッズ・ウォー」シリーズに出演し、注目を集めました。
2004年、大学進学に向け学業に専念するため芸能活動を一時休止しますが、翌2005年、芸能活動を再開し、ドラマ「花より男子」で連続ドラマ初主演を果たします。
2011年、連続テレビ小説「おひさま」でヒロインを演じ、その年の紅白歌合戦の紅組司会を務めました。
また、2015年の大河ドラマ「花燃ゆ」の主演を務めることが発表されています。注目の若手女優です。

アンパンマンとは

アンパンマンとは、故やなせたかしによる原作の絵本作品の総称や、それらに登場するあんぱんの主人公のことです。

アンパンマンはジャムおじさんが作ったパン。中身は粒あんです。命の星が落ちてきて生まれてきました。普段は空を飛んで町をパトロールし、困っている人を助けたり悪者と戦ったりしています。街の平和を守るため、仲間達といっしょにバイキンマンと戦います。アンパンマンはバイキンマンとライバル関係にありますが、嫌っているわけではなく本当は仲良くしたがっています。基本的に悪いことをする者には厳しいですが、それでも何とか仲良くなれないかと考え、「世界に住む全ての人々が好き」といいます。

アンパンマンは、誰に対しても全く公平で正義の象徴ような、優しく慈愛的でお人好しな性格で、特定の者だけを意識することはありません。正義の味方は少し孤独なようで、文字通り「愛と勇気だけが友達」のようです。

アンパンマンにはイエス・キリストの慈愛の精神や、フランケンシュタインなど科学的に生命を創造するというテーマを描いた影響があります。アンパンマンのマーチの歌詞には、実は非常に深い意味が込められています。

アンパンマンは顔をちぎって困った人に分け与えますが、これは「人間、何が一番辛いって腹が減るのが一番こたえるんです。でも世界中のヒーローは飢えを救ってはくれない。だから、僕は、アンパンマンを描くんです。ほんとうの正義というものは、決してかっこうのいいものではないし、そしてそのためにかならず自分も深く傷つくものです。」と作者は答えています。究極の正義とは、ひもじい者に食べ物を与えることとなのます。

2014年現在、全国5ヶ所の「アンパンマンこどもミュージアム＆モール」や高知県の香美市立やなせたかし記念館「アンパンマンミュージアム」などの関連施設があります。

日本では子供たちの国民的キャラクターであり、絶大な人気を誇ります。アニメーション映画化、漫画化やゲーム化も多く、絵本と共に「それいけ!アンパンマン」のタイトルでテレビアニメ化されています