世界柔道選手権大会の第3日、女子57キロ級の2回戦で松本薫(26)が一本負けとなりました。右肘をきめられた松本は屈辱のタップを5回繰り返しました。女子57キロ級の宇高菜絵(29)と、男子73キロ級の中矢力(25)が金メダル獲得。昨年覇者の大野将平(22)は4回戦で敗れました。
【以下引用】
◆柔道 世界選手権第3日 ▽女子57キロ級2回戦 ○マロイ(腕ひしぎ十字固め24秒)松本●(27日、ロシア・チェリャビンスク)
日本は男女で金メダルを獲得した。女子57キロ級の宇高菜絵(29)=コマツ=が、決勝でテルマ・モンテイロ(ポルトガル)を延長戦の1分9秒に反則勝ち。10年以来2度目の出場で念願のタイトルを手にした。同級ロンドン五輪金の松本薫(26)=フォーリーフジャパン=は2回戦で一本負け。男子73キロ級の中矢力(25)=ALSOK=は、決勝でホン・ククヒョン(北朝鮮)に一本勝ちで3年ぶり2度目の頂点。同級の昨年覇者・大野将平(22)=旭化成=は4回戦で敗れた。
松本は右肘をきめられ屈辱のタップを5回、繰り返した。2回戦は24秒で敗退し「自分の攻撃的な柔道ができず初めてプレッシャーというものを感じた」とロンドン五輪女王は肩を落とした。五輪後に右肘を手術し昨年8月に実戦復帰。“野獣”と呼ばれた激しいファイトスタイルから「一本を取れる柔道」へ組手からつくり直す途上だった。「肘の痛みとともに、この負けの痛みは乗り越える糧になる」。五輪連覇への試練をかみしめていた。
ネットでは・・・
「怪我した右肘を攻めるのは、スポーツマンシップに反するのでは?」
「松本薫痛そう」
「期待していたので、残念」
「松本薫さんの腕、大事ありませんように」
「女勇次郎こと、松本薫がタップ負けは残念だなぁ」
・・・等々。
ネットでは、中継をみていた人も後で結果を知った人も「え、嘘でしょ」「腕大丈夫?」などの声が多数。他には「宇高、初優勝おめでとう」など。
しかし、肘は大丈夫なのでしょうか。心配です。
今回の大会に出発する前に、「柔レンジャー」になるべくお面を持って行ったそうです。道場や街角でかぶり変身する予定だったそうです。「硬くなった心を和らげるため」だったそうですが、そのお面は役にたったのでしょうか。
「野獣ファイト」のスタイルから「一本を取れる柔道」へと組手から作り直す途中だということですから、今回は残念でしたが、次こそは「一本」を期待したいですね。
松本薫(まつもと・かおり)
1987年9月11日生まれ。26歳。柔道選手。
6歳の時より親の勧めで柔道を習い始めたそうです。
小学生の時は、レスリングの選手権大会にも出場し上位を記録しています。
中学生の時は、2年の時に44キロ級で3位。3年時には52キロ級で優勝しています。
高校2年の時には世界ジュニアで優勝。翌年にも全日本ジュニアで優勝。また国際大会でも優勝など上位の成績を収めています。
それ以降も数々の大会などで活躍。
2012年には、ロンドンオリンピックで金メダルを獲りました。
「野獣」「アサシン(暗殺者)」などという物騒な愛称のある松本薫ですが、戦闘モードの試合時とは違って普段は甘い物好きで天然なかわいらしい女性です。
オリンピックで金を獲った後に報道陣から報奨金の使い道を聞かれて「ビッグパフェを食べたい」と答えたのは記憶に新しいと思います。
それと妖精が見えるらしく、過去にも見たことがあるそうです。
また、彼女、過去にはボーッと道を歩いていて自動車との衝突事故に何度かあっているそうなのです。その時には野生の動物的な受け身で事なきを得ているそうです。良い子はマネをしてはいけませんっていうか、普通はできません。
他には、飼い猫がどこからかハクビシンを捕まえてきたことがあって、そのハクビシンを飼っていたそうです。その暴れ回るハクビシンとエサやりなどの格闘で鍛えられて、足腰が強靱にできあがったそうです。しかも、素早いハクビシンを捕獲するのに、そのハクビシンの動きをまねたようなスピード感あふれる動きになったとか。
このことについてはあなたはどう思う??