脚本家の橋田壽賀子氏（８９）が、放送文化に貢献したテレビ番組や個人に贈る「第２２回橋田賞」の表彰式が１０日、都内で開かれた。昨年大ヒットしたＮＨＫ連続テレビ小説「あまちゃん」が橋田賞を、主演の女優・能年玲奈（２０）が橋田賞新人賞を受賞したが、橋田氏は「あまちゃん」を見ていないと仰天告白した。

【以下引用】

脚本家の橋田壽賀子氏（８９）が、放送文化に貢献したテレビ番組や個人に贈る「第２２回橋田賞」の表彰式が１０日、都内で開かれた。昨年大ヒットした ＮＨＫ連続テレビ小説「あまちゃん」が橋田賞を、主演の女優・能年玲奈（２０）が橋田賞新人賞を受賞したが、橋田氏は「あまちゃん」を見ていないと仰天告 白した。

軽妙な開会の辞を述べる橋田氏だったが、Ｗ受賞の「あまちゃん」の表彰で、橋田氏の口から仰天告白が飛び出した。「すいません、私『あまちゃん』見てないんです、実は…。朝はトレーニングや水泳の時間でして」。

橋田氏といえば高視聴率を記録し、世界中で視聴されている伝説的朝ドラ「おしん」の脚本を手がけたことで有名。しかも、今回は自身の冠がついた賞の授与 での告白に、能年をはじめ、会場の報道陣も驚きを隠せなかった。ちなみに次の「ごちそうさん」は「食いしん坊なので」見ていた、という。

橋田氏の衝撃告白には能年もびっくり。「橋田壽賀子さんに『あまちゃん』全編を見ていただけるよう、今日は身を引き締めて頑張ります！」と気合を入れていた。

なお橋田氏の話を総合すると、再放送などで番組を見たことはあるという。

【橋田賞各賞は以下の通り】

▼橋田賞　テレビ朝日「オリンピックの身代金～１９６４年・夏～」、ＮＨＫ「あまちゃん」、同「戦場で書く～作家　火野葦平の戦争～」、同「キッチンが走る！」、脚本家・森下佳子氏、ジャーナリスト・岸井成格氏

▼橋田賞新人賞　俳優・綾野剛、俳優・能年玲奈

▼橋田賞特別賞　俳優・伊東四朗

NHK連続テレビ小説「あまちゃん」

＜あらすじ＞

夏休みになり、お母さんの春子に連れられて、東京から初めて北三陸にやってきました。そこでヒロイン・天野アキは、おばあちゃんの夏と出会います。 海女の現役であるおばあちゃんは、人生で初めて出会った「カッコいい！」と思える女性でした。「私、海女になりたいかも…」。おばあちゃんに憧れて海女を目指すアキは、やがて 地元アイドルになります。ヒロイン・天野アキの笑顔が元気を届ける人情喜劇。脚本家・宮藤官九郎の故郷である東北が舞台のオリジナル作品です。

2013年4月1日から約半年間にわたって放送されていましたが、放送時間は朝の８時でした。朝ご飯を食べながら、一仕事終えた後の休憩に、などと楽しみとして見れる時間帯ではありますが、働いている方たちなどには難しいですね…確かに見逃してしまう時間帯でもあるかも…その後いろいろな時間帯を利用して再放送されていました。

 

俳優・能年玲奈

兵庫県出身の1993年7月13日生まれ。2006年に行われたニコラモデルオーディションに応募し、グランプリを獲得したのがこの業界への始めの一歩でした。2010年、映画『告白』で生徒役として出演した時が女優デビューでした。『あまちゃん』が大ブレイクし、一躍有名になった能年玲奈さんですが、所属事務所が出演作選びに慎重になり過ぎてしまっため、次回作が決まるまで長い時間がかかってしまいました。その間に同ドラマで脇役だった有村架純（21）に追い越されてしまい、一部週刊誌で「一発屋」と揶揄されるなど危機的状況に陥っているそうです。芸能関係者には、「まだ能年の演技力が発展途上という部分もありますが、それ以上に『ハマリ役じゃないと力が出せない』という問題が大きい。石原さとみ（27）と美人姉妹を演じた映画『カラスの親指』での役柄は非常にハマっていて、報知映画賞最優秀新人賞を受賞するなど業界内でも評価が高かった。『あまちゃん』も同様にハマリ役だったわけですが、そこから外れると途端に“大根”になってしまう。先日のドラマでは、それが露呈してしまった」とコメントされています。

そんな中先日、少女漫画『ホットロード』（集英社）の映画版に主演し、不良少女役を演じることが発表されました。これが”脱・あま”の一歩になりそうですね。

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