「ムツゴロウさん」として親しまれている畑正憲さん(79)といえば、動物たちと過剰なスキンシップをしているイメージが強いですが、現在は、東京で動物とは無縁のひとりぼっちの生活を送っているようです。
【以下引用】
動物たちと過剰なまでのスキンシップをしているイメージの強い“ムツゴロウさん” こと畑正憲さん(79才)は今、東京で、動物とは無縁のひとりぼっちの生活を送っていた。 現在の彼の住まいは、高級ブランドショップや流行りのレストランが建ち並ぶ、都内でも有数のおしゃれな街のヴィンテージマンションだ。
「あぁ、ムツゴロウさんね。ここに越してきて4~5年になるんじゃないですか? 会えばにっこり笑って挨拶してくれるんですよ。そういえば、いっつもおひとりですねぇ…」(近所の住民)
と、そんな話を聞いてるそばから、ムツゴロウさんがマンションから出てきた。えっ?スーツ? 青のスーツに合わせていたのは、オレンジ色のポロシャツという目をひく組み合わせだった。北海道の大自然の中で、動物と戯れている作業着のイメージとは正反対。
「近所で買い物をしているのをよく見かけますが、いつもジャケットを着ています。部屋着みたいなジャージー姿とかは、まず見たことないですよ」(別の近所の住民)
奥さんは? 動物は一緒じゃないの? そんな謎をさらに深めるように、マンションの規約を見るとそこには、はっきりと「ペット不可」の文字があった。
東京暮らしを決めた時、ムツゴロウさんは「80才になったら、ほんとに好きなことをやりたい」と周囲に打ち明けていた。芸能関係者が続ける。
「奥さんと娘さんは北海道で暮らしているので、完全に別居状態です。でも仲が悪いとかではなく、ちょくちょく連絡もとってますし、年に2回は北海道に帰るそうですよ。いつもひとりでつまらないのかな?と思って聞いたことがあるんですが、“寝ないで本を読んだり、麻雀したりで忙しいから”と言ってました」
マンションに帰るムツゴロウさんに、直接その疑問をぶつけてみると…。
──もうこちらに住んで長いんですか?
「ん…忘れちゃったな。覚えてないです」──奥さんとは離れて生活してるんですか?
「北海道と行ったり来たり。家内も元気なので、何も心配することはございません」──ペット禁止みたいですけど、もう一度動物たちと暮らしたいとは思わないんですか?
「…(無言)」記者がさらに質問を続けようとするが、ムツゴロウさんは79才とは思えない早歩きでそのままマンションの中へ消えていった。
※女性セブン2014年7月3日号
「“ 動物たちと過剰なまでのスキンシップをしている“この一文で吹いたw」
「ペット禁止…。」
「サッカーよりもムツゴロウさんの近況の方が興味深い」
「まあ、そっとしといたれや、と思うけどね」
「なんか悲しい気持ちになった」
「こっそり飼ってたりして!」
「なにげにここ最近で1番の衝撃」
「あらら、都内でそんな生活してよく寂しくならないものだ(´・ω・`)」
「ファンとしてはショックを受けるけど、でも放っといていやれよとも思う(-ω-)」
「お年のこと考えたら無理もないよ。小動物だって世話すんの大変だよ」
「麻雀の方が忙しい畑プロ」
「人生いろいろだな…」
「第二の人生と言うやつでしょうか?」
「サッカー興味ない俺には今日の同点よりこっちの方がよっぽどショック…」
「これはこれで素敵な老後だと思う(´・_・`)」
「ギリシャ戦の結果見ようとしたけどこのニュース見てどうでも良くなった」
・・・等々。
ネットではショックをうけてる人も多数。
「ムツゴロウさん」といえば、数々の伝説のある人でもあります。
巨大ナメクジを食べたり、ミミズやアメーバなどを集めて料理して食べたこともあるそうです。
また、ライオンやチンパンジーやゴリラに首を噛まれたこともあるそうです。数年前には、ライオンに指を食いちぎられたこともあり、その時のコメントが「こんなのたいしたことじゃありません」でした。
ライオンに首を噛まれた時は、30分くらい意識が飛んでたらしいです。後でビデオを見たら、噛まれてすぐに「よしよしいい子だねっ~。何で噛んだの? そんなことしないでいいよ」と言っていて自分でびっくりしたそう。
後、TVの取材で海外に行く時は、スタッフからもらう予防薬などは空港のゴミ箱に捨てちゃうそうです。「いかに免役を持つかが大事なので、無茶苦茶な衛生環境に耐えられるかどうかが大切」なんだそうです。
撮影に行くと、ムツゴロウさんは「私が死にかけても、助けに来ないで良いから、カメラを回し続けてくれ」とも言っているそうです。それは、助けに来られるとその足音とかで、相手の噛む力が強くなったりするからだそうです。
伝説はまだまだ色々とあるようですが、いやはや、さすが「ムツゴロウさん」はひと味違いますね。
ちなみに世間一般の「優しい動物おじさん」というイメージは「冗談じゃありませんよ! あんなもんはね、テレビが勝手に作ったものですよ」だそうです。
麻雀
日本プロ麻雀連盟の相談役を務めてもいる畑正憲さんですが、麻雀に傾倒してた39歳の時に、胃がんになり胃を全摘出したのですが、その後の再発におびえる5年間を救ったのが麻雀だそうです。
一説には、胃を全摘出した直後に10日間不眠不休で打ち続けたとか・・・。
ある若手雀士は「もともと日本プロ麻雀連盟は、段位が最高でも九段に設定されてるんです。ところがムツゴロウさんは、並み居る麻雀で食っているプロを次々に打ち負かし、とうとう同連盟の相談役に収まることになりました。そしてあまりに強いムツゴロウさんの実力を讃える意味でも、九段を越える実力者のムツゴロウさんにあやかって『十段位戦』が誕生したんです。
戦いっぷりですか? まあとにかく怪物ですよ。今ではDVDで対局の様子を見ることができるので、一度レンタルしてみてください」と語っているそうです。
伝統のタイトル戦「最高位戦」は畑正憲さんの提唱で創立されたそうです。
また、昭和麻雀十傑にも選ばれています。
プロ麻雀連盟ができたとき、「せっかくだから入団テストなんかもやってみたほうがいいんじゃないかってことになって」「で、ボクなんかもプロ麻雀師じゃなくて作家なわけですから、ボク自身も麻雀九段たちと打ってテストをしたんですよ。で、結果は一回もふりこみせずに圧勝しましたよ!」「で、ボクはそのまま九段になったの。で、1年かけてね、十段っていう新しい段位を作って、それでもってまた九段たちと誰が一番強いかを決めようと。で、ボクが日本麻雀史上初の麻雀十段になったんだよ」という強さだそうです。
アーケードゲーム「麻雀格闘倶楽部」5以降からは、プロ雀士の1人としてゲームに参加しています。
畑正憲(はた・まさのり)
1935年4月17日生まれ。79歳。小説家、エッセイスト、ナチュラリスト、動物研究家。
福岡県福岡市で生まれ、幼少期を満蒙開拓団の村で育ちました。兄の受験に同行して太平洋戦争のさなかに帰国。大分県日田市で中学、高校時代をすごしました。
1954年、東京大学理科Ⅱ類に現役で合格。
1960年、学習研究社の映像部門に就職。1968年に退社し、本格的に作家の道を歩むことに。
1967年刊行の「われら動物みな兄弟」は翌年、第16回日本エッセイストクラブ賞を受賞。
1971年には、北海道の無人島に馬や熊をつれて移住。翌年、浜中町に移り「動物王国」を建国しました。
1977年、菊池寛賞受賞。
著書に「ムツゴロウの博物志」「ムツゴロウの青春記」「子猫物語」等多数。
1980年から21年間「ムツゴロウのゆかいな仲間たち」(フジテレビ系)が放送され人気を博しています。
1986年、映画「子猫物語」の監督・脚本を手がけています。
他、テレビ出演など多数。
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