マーブル柄の白毛馬のブチコ(牝2歳、父キングカメハメハ、母シラユキヒメ、栗東・音無秀孝厩舎)がかわいいとネットで話題になっているようです。25日の初陣、京都5Rの芝マイル戦に単勝3位人気で出走し、5着になりました。
【以下引用】
「新馬戦」(25日、京都)
マーブル柄の白毛馬として話題を集めているブチコ(牝2歳、父キングカメハメハ、母シラユキヒメ、栗東・音無秀孝厩舎)が、初陣となる京都5Rの芝マイル戦に単勝3番人気で出走。3番手のインを追走し、直線では窮屈なスペースに入りながらもしぶとく末脚を伸ばし、勝ち馬フミノムーンから0秒6差の5着に入った。
騎乗した浜中俊騎手は「スタートが良く、上手に好位で立ち回れました」とレースセンスの良さを感じ取った様子。「次は上積みがありそうです」と、大きな飛躍を期待していた。
ネットでは・・・
「ブチコかわいいなあ!」
「ブチコってダルメシアンみたいで可愛い」
「ブチコ5着か。次ダートならあっさり勝つんじゃないか」
「ブチコ可愛いw キングカメハメハとシラユキヒメのこどもなのか~。シラユキヒメ綺麗な白馬だったのに、どうしてこうなったw」
「ブチコって何? と思ったら、お馬さんかぁ。ダルメシアンみたいだー」
「ブチコ残念! 5着ヽ(´o`; でも、次につながるレースでした(^ω^) ユキチャンのようにオープンまでにはなって欲しいです」
「やばい、ブチコさんが何かすごくツボに入った。ブチコ柄のトートバッグとかあったら欲しいかも・・・」
・・・等々。
ちなみに、厩務員さんの服もブチコの柄に合わせてマーブルに。
これもユーモアがあっておもしろいと話題になっています。
はっきりとしたブチ模様の馬は、JRA史上初だそうです。
キングカメハメハとシラユキヒメを同じく親とするお姉ちゃんのマーブルケーキも珍しいブチ模様です。このマーブルケーキは、3戦目で勝利を勝ち取っています。
また、同じシラユキヒメから生まれたユキチャンは、白毛馬ながらも日本競馬史上初の重賞勝利を達成しています。
サラブレッドでブチ毛は珍しい
日本でも、「どさんこ」の愛称で知られる北海道和種などでは良く見る模様のようですが、競走馬ではあまりないようです。
ブチ毛になるには、両親のどちらかに白毛の遺伝子がなければいけないそうです。
しかし、サラブレッドは元々は茶系の遺伝子しかないようで、白毛は突然変異でしか生まれないそうです。白毛になるには、胎内での成長過程において体表全体に色素細胞を運ぶ遺伝子が欠損しなければならないそうです。
まれに白毛がいても、競走馬として優秀な成績を残せなければ繁殖馬にはなれないため、今までは競走馬として遺伝的に定着していなかったのだそうです。
JRAでも、白毛の馬はこれまで3頭しかいないようです。
また、芦毛(灰色)の馬が成長と共に色素細胞が死滅していき白髪のような原理で白く見えますが、この芦毛の遺伝子では子供はブチ模様にはならないようです。
ブチ模様は、元々の白毛の遺伝子に、他の遺伝子が混ざることで体表の一部に色素細胞が届き、白い部分と有色の部分がわかれることでできるのだそうです。
ちなみに、日本書紀では天照大神(あまてらすおおみかみ)の飼い馬に「天斑駒(あまのふちこま)」というブチ馬の記述があるそうです。
なんだかこれからが期待できそうですね。
みんなのコメント
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可愛いですね♪
活躍してくれるといいなぁ~