夏休みといえば宿題がたくさんでて、楽しかったのもあれば面倒だった宿題もありましたが、やはりあれは自分でやってこそ意味がありますよね!
もちろん、わからないところは周りの大人に聞いて筆者も子どもの頃は真剣に取り組んだものです。
夏休み中に友達宅に集まってみんなで宿題を解くのもまた楽しかったですね~。
7月21日放送のお昼の情報番組『バイキング』(フジテレビ系)で、「宿題代行サービス」が取り上げられ、ネット上で話題となっている。
「宿題代行サービス」とは、その名のとおり、子供の宿題を代行するサービスのこと。番組内では、“受験勉強のための時間を作るため”“学校の宿題はあまり役に立たない”などの理由で、宿題代行サービスを利用する親がいることを紹介していた。
実際に、ネット上で検索してみると、複数の宿題代行サービスを見つけることができる。たとえば、ある宿題代行サービスは“京都の某国立大学生”が運営。小中学生の宿題が対象で、細かい料金は明記されていないが、英数国理社だけでなく、美術や夏休みの日記、習字なども請け負うという。
一方、別の代行サービスのサイトには、料金一覧が掲載されている。たとえば、作文・読書感想文なら、小学校低学年で400字詰め原稿用紙1枚あたり3000円、高学年で4000円、中1で4800円、中2で5000円、中3で5500円。絵画の宿題(スケッチブックサイズ)なら、小学校低学年で2万円、高学年で2万3000円、中1で2万6000円、中2で2万8000円、中3で3万円などと、細かく料金が設定されている。
実際に、どれくらいの利用者がいるかはわからないが、宿題代行サービス業者が存在しているのは間違いない。ツイッター上での意見を見ると、
「宿題も自由研究も自分の力でやらないと自分のものにならないし意味ないだろう?何考えてんだ」
「親はなに考えてんだよ・・・・。宿題って
子供に責任感とか、期日を守らせる訓練だろうが・・」
「宿題代行サービスとか…
ほんと金さえ積めば、成績も学歴も手に入る世の中なんだなぁ」など、当然のことながら、代行サービスを利用したら、宿題の意味がないという意見が多かった。しかし、その一方では、
「小学生の宿題消化しまくって荒稼ぎしたい」
「宿題代行サービスとかいうの、確かにいいバイトになるかもな」
「俺も夏休みの宿題代行やりたいな、絵とか粘土の貯金箱とかやって金貰いたい、俺の下手さならちょうどいい感じになりそうだし」と、アルバイトとして魅力を感じるという意見も寄せられていた。
子供にとっては大変な宿題も、大人にしてみればそう難しくはないはず。ましてや、現役でレポートや課題をこなしている大学生であれば、何の苦労もなく消化できるだろう。そういう意味では、宿題代行サービスは、たしかにおいしいアルバイトなのかもしれない。
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このバイト、値段を見れば単発バイトがしたい大人には魅力的だとは思いますが、しかし自分が引き受ける事で一人の子どもが怠けるんですよ、それを忘れないでくださいね!
ネットユーザーの声
「こんなサービスあるんだ。すげーな。それも頼むのはその子の親だというお粗末な展開。自分の子供がやりたいといったら多分怒る」
「今の子どもたちには時間がないという事で親が依頼しているらしい。わたしは自分の力でどうやって勉強と自分の時間をバランスよく利用できるのか、それは大人になった時ものすっごく大切な事へつながるから、やたらにやらせない方が…昭和のやり方の方が一般常識なっている大人がいるんじゃないのかな?」
「肝心の入試とか卒論で他人の作成したものとかで何とかなる?ないはずです。社会科とかで論述形式の問題とか試験させれば実力はわかります。生徒に実態としては、学校で選んだワークと同じ問題とか出しても×を貰う子は少なくないです。つまり予習復習が死語。バカな子の中には部活が忙しくて宿題なんか出来ませんと言いますからね」
「親が推進しているというところに疑問を隠せない」
「確かにバイトとしてはいいレートで稼げそうだけど、なんか気が進まない。社会への貢献度ゼロだし、いい仕事をしたという満足感とか、家庭教師で「やっと分かってもらえた」という喜びとかが無くて空しいと思う」
「ほんとそれ。このバイトをしたいやつは金しか見えていない能なしだと思う。仕事をしてお金をもらうということは、それなりの責任も発生するはずなのだが」
お子さんがいる親の方々へ~宿題代行を頼まずに宿題を終わらせる方法~
①本当は親が関与せずに子どもが自分で予定を立てて宿題を済ませるのが一番ですが、「宿題どのくらいあるの?」「夏休み中の宿題の予定は立てた?」などと言ってさりげなく宿題の予定を立てるのを促してあげましょう。
②時々「宿題はかどっている?」と聞く事。
そうする事によって純粋な子どもはやっていなければやらなきゃ、となるのです。
③塾やお受験対策が忙しくて学校の授業とあまり方向性が合わない場合は、大変だとは思いますがそれでも子ども自身にやらせる事。
わからない部分などを教えてあげて、それによって親も徹夜になるとかの方が代行サービスに頼むより、子どもと一緒になって勉強もできるので良いでしょう。
まとめ
代行サービスは確かに便利です。
しかし頼む側も頼まれる側も、しっかりと考えてからにしてください。
どちらにも責任は生じますし、代行を頼むことによって子どもがひとり勉強の機会をなくすのですから。
親御さんが勝手に頼むのではなく、子どもと相談して宿題を促したり手伝ってあげたりしていい思い出にしてくださいね!
筆者:AI HONDA EKLUND
スウェーデン・ダーラナ在住のマルチオペラシンガー。
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