イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・Uはモイーズ監督が解任され、残り4戦はギグスが指揮すると英紙が報道する。
【以下引用】
0日のエバートン戦で完封負けを喫し、来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権獲得を逃したマンチェスター・ユナイテッドのデイビッド・モイーズ監督が解任される可能性が高まっている。
デイリー・ミラー紙、ガーディアン紙、デイリー・メール紙、デイリー・テレグラフ紙などイギリスの各紙が一斉に「モイーズ解任」を報道しており、クラブ幹部が話し合いを行っている模様で、シーズン中に解任されればコーチ兼任のMFライアン・ギグスが暫定的に指揮を執る可能性も報じられている。
モイーズ監督は長期政権を築いてきたアレックス・ファーガソン氏の後を継いで、今季から監督に就任して6年間の長期契約を結んでいる。
監督解任
マンチェスター・Ｕは今季無冠が決定し、プレミアリーグの３５節でも負けたため、4位以内に入れない事が決定し、チャンピオンズリーグの出場権利も逃しました。チャンピオンズリーグには18季連続出場でしたが、その記録も途絶えてしまいました。今シーズンは名門らしかぬ不名誉な記録を数々記録しています。監督が変わっただけでこれほどまで弱くなるのかは不明ですが、就任1年目のバルセロナのグアルディオラ、レアル・マドリッドのアンチェロッティ、バルセロナのマルティーノなどは1年目からも結果を残している以上、言い訳はできません。トップ変わればサッカーの内容も変わるのです。これほどまで負けている以上、解任報道が出てもおかしくありません。現実はモイーズ監督と長期契約を結んでいるのでフロントはモイーズ監督に現場を任せるかもしれない。
名門マンチュスター・Ｕ
マンチェスター・ユナイテッド・フットボール・クラブは、愛称は赤い悪魔（Red Devils）と呼ばれるオールド・トラッフォードを本拠地とするイングランドのサッカークラブです。日本代表の香川真司選手も移籍し、注目を浴びています。
世界を代表するビッグクラブの一つであり、イングランドで史上最も成功を収めているビッククラブの一つです。フットボールのみならず全てのスポーツクラブの中で世界一ファンの多いです。リバプールの18回を超える20階のリーグ優勝を経験しています。
同じ市内にあるマンチェスター・シティとの「マンチェスター・ダービー」はが有名です。これは、3大ダービーの一つ「マージーサイド・ダービー」（リバプール対エバートン）、「ノース・ロンドン・ダービー」（アーセナル対トッテナム）と言われています。また伝統的にライバル関係にあるとされるリバプールとの試合は、この試合はイングランドにおける「ナショナル・ダービー」と言われ、世界に数多く存在する「伝統の一戦」の一つに数えられています。
０３-０４シーズンの失墜
マンチュスター・Ｕは今年カップ戦も負けタイトルなし、及びリーグ戦で35節でもに負けたことで４位以内に与えられるチャンピオンズリーグの出場権利も失いました。監督が四半世紀担当していたファーガソン監督から元エバートンもモイーズ監督に変わったからか、正直観客に「魅せる」サッカーが出来ず、内容結果ともに満足いくものになりませんでした。皮肉なことに、モイーズ監督がいなくなったエバートンの方が上位に絡み、かつ「魅せる」サッカーをしています。「良いサッカーをしたけど、結果が伴わない。次がある」と言えないぐらいがっかりした内容なのです。
今年も残すところ４試合。残り試合は良いサッカーができるのでしょうか。もし監督が続投の場合、魅せるサッカーはできるのでしょうか。また監督が変わっても、チャンピオンズリーグに出場できないチームに良い選手は移籍してくるのでしょうか。
名門とは過去の話で、その信頼を取り戻すのは簡単ではない。
モイーズ監督とは
モイーズは現役時代、セルティック（スコットランド）でセンターバックとしてプレーし、リーグ優勝に貢献しています。その後、いくつかのクラブでプレーし、プレストン・ノース・エンドで引退しました。引退後、コーチや助監督を務め、1998年に監督に就任しました。その後、イングランドプレミアリーグ・エバートンの監督に2002年3月に就任しました。チャンピオンズリーグの出場権の獲得、FAカップ決勝など多くの同業者から、限られた予算にもかかわらず達成した実績に対して称賛を得ました。プレミアリーグでの高い評価を得ており、リーグ監督協会が選出する年間最優秀監督に選出され、マンチェスター・Ｕのアレックス・ファーガソンの後任候補とたびたび噂されました。 2013年からファーガソンの引退に伴い、指名もあってマンチェスター・Ｕの監督になりました。
モイーズ監督はエバートン時代からボールを前方に蹴り、クロスボールを多用するといった戦術を好む監督で、マンチェスター・Ｕ就任後もその戦術スタイルを継続していました。空中戦を得意としている攻撃選手がいなくともひたすらクロスを上げ続けるというスタイルは守り易く単純だと相手からも非難されました。
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