テニスの錦織圭(24)は、右足親指の炎症のために、エントリーしていた8月4日から開幕する男子テニスツアーのマスターズ大会のロジャーズ・カップ男子(カナダ/トロント、ハード)を欠場することを明らかにしました。
【以下引用】
8月4日から開幕する男子テニスツアーのマスターズ大会のロジャーズ・カップ男子(カナダ/トロント、ハード)に第9シードでエントリーしていた錦織圭(日本)は、大会直前の日曜日に足の親指の炎症を理由に大会を欠場する事を明らかにした。
錦織のエージェントであるオリビエ・ヴァン=リンドンク氏が日曜日に語ったところによると、錦織は足の親指に酷い炎症を起こしており、この一週間ほど悩まされていた。今はその治療にあてるべきだとの判断を下しての決断だった。
錦織は先週アメリカはワシントンDCで行われたシティ・オープン男子で、金曜日の準々決勝に登場したものの、R・ガスケ(フランス)に1-6, 4-6のストレートで敗れていた。その試合でガスケは錦織の異変に気付いていたと語ったが、錦織は試合後の会見でそれを否定していた。
現在世界ランク11位の錦織は、今年の5月14日発表の世界ランクで、日本人男子として初のトップ10入りとなる9位を記録していた。
このロジャーズ・カップに錦織は、8月25日から始まる今季最後のグランドスラム大会である全米オープンへの調整として出場を予定していたが、怪我の治療に専念する事となった。
ネットでは・・・
「錦織なら上にいけるのに行けないこのもどかしさ・・・ ディミやラオの若手が活躍してるからなおさらそう感じる」
「錦織は怪我でトロント、シンシナティとスキップ確定か。。これからというハードコートシーズンでマスターズ2つスキップで、ファイナル出場はもう絶望かな。。残念。」
「あう。錦織くん欠場か(-ω-;)残念だけどしっかりと治療して全米に間に合わなければスキップして。また頑張ればいい。でもね。もうちょっと早めに治療するなり対処してほしかったなぁ~なんて素人ながらに思ってしまうのですよ」
「どうして次から次へとケガを もうかわいそうでたまらへんわ」
「錦織は北米ハードが一番輝けるイメージあるからはよう怪我なおって~~」
・・・等々。
また、10日からのウエスタン・アンド・サザン・オープン(米オハイオ州シンシナティ)も欠場するということで、自身の得意なハードコートシーズンで2大会を欠場するということになってしまいました。
半年ほど前から痛みを感じていたということで、今は「歩くのも痛い」そうです。
今後のためにも、今は治療に専念して、完全復活を望みたいですね。
ロジャーズ・カップ
カナダにて7月から8月にかけて開催される国際テニス競技大会。開催国名にちなんで「カナダ・マスターズ」の名称でも知られています。
男子はATPワールドツアー・マスターズ1000に、女子はWTAプレミアトーナメントに規格されています。
男子は1881年から、女子は1892年からトーナメント開催されており、歴史のある大会でもあります。
ちなみに、ATPワールドツアー・マスターズ1000とは、男子プロテニス協会(ATP)が運営するテニス競技大会の規格名称です。年に9大会が開催されていて、大会ごとの優勝者にはATPレース・ポイントおよびATPエントリー・ポイントが一律1000点与えられるため、ランキングに大きく影響します。ATPエントリー・ランキング上位者に出場資格義務があり、不当な理由で欠場した場合は翌年には参戦できないこともあるようです。
錦織圭(にしこり・けい)
1989年12月29日生まれ。24歳。プロテニス選手。
5歳からテニスを始め、数々の大会で好成績をおさめています。
2006年には、ジュニアサーキットと平行して本格的にシニア大会にも出場するようになりました。また、この年には日本人選手10位の成績で、すでに日本トップ選手の1人として活躍していました。
現在は世界ランク11位。5月には自己最高位である9位にランクインしていました。
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