5日に鈴鹿サーキットで行われたF1日本グランプリ(GP)決勝にて、ジュール・ビアンキ(25=マルシャ・フェラーリ、フランス)が事故に遭い、意識不明のまま病院に搬送され、頭部外傷による緊急手術を行ったそうです。
【以下引用】
[鈴鹿 5日 ロイター] – 自動車レースF1の今季第15戦、日本グランプリ(GP)決勝で、ジュール・ビアンキ(フランス、マルシャ・フェラーリ)が事故に遭い、意識不明の重体となった。
ビアンキは5日のレース中、雨に濡れた路面でスリップ。事故を起こした別のドライバーの車を撤去しようとしていた作業車に衝突し、頭部に重傷を負った。
台風18号の影響を避けるため、スタート時刻の繰り上げも検討されたが、レースは当初から予定されていた午後3時にスタートした。
ビアンキと同じ場所でクラッシュしたアードリアン・スーティル(ドイツ、ザウバー・フェラーリ)は「路面が濡れていくのは明らかで、スタート時刻を繰り上げるのは簡単だったはず」とコメント。
一方、優勝したルイス・ハミルトン(英国、メルセデス)は、路面の状態について「個人的にはそれほど悪くはなかった」と述べた。
ネットでは・・・
「ビアンキの安否がわからん。自発呼吸してるって情報もFIA発表ではないし、手術が終わったとはいえ、意識が戻っているとは限らない・・・シューマッハは帰って来たぞ」
「本当ビアンキには元気になって欲しい・・・」
「ビアンキはまだそっちに行くには早すぎる。戻ってくるんだ・・・」
「なぜ台風シーズンが微妙にかかる時期に日本グランプリやるんだ。あと1戦後ろにずらすだけでだいぶ違うと思う」
「生命維持装置の必要は無い状態との事だけど、何とか最悪の状態は免れたってことでいいのかな?」
「ビアンキに関するいいニュースを祈っています 」
・・・等々。
ネットでは、ビアンキを心配する声がたくさんあがっています。
42周目、エイドリアン・スーティルがマシンのコントロールを失いスピン、ターン7外側のタイヤバリアに激突しました。ビアンキのマシンは、事故車の撤去をしようとしていた作業車に衝突したようです。
ビアンキの事故映像は、F1レースディレクターのチャーリー・ホワイティングにより放映、または公開禁止の措置がとられたようです。
仏日刊スポーツ紙「L’Equipe(レキップ)」では、緊急手術の理由を「脳血腫」だとしているようです。また、ビアンキの父親は「危篤」の状態だと語っているようです。
他に、ドイツの自動車雑誌「Auto Motor und Sport(アウト・モートア・ウント・シュポルト)」では、ビアンキのマルシャは、衝撃緩衝エリアやロールバーを含めて左側がめちゃめちゃに壊れたと報道しているようです。
しかし、ビアンキの容態が心配です。
早く良くなって欲しいですね。
また、他にもF1界では残念なニュースが続いていて、元F1ドライバーのアンドレア・デ・チェザリスが5日、イタリアで発生したバイク事故でお亡くなりになったそうです。享年55歳でした。
ジュール・ビアンキ
1989年8月3日生まれ。25歳。レーシング・ドライバー。
ジュール・ルシアン・アンドレ・ビアンキ。
3歳で初めてレーシングカートに乗り、5歳からカートレースを始めたそうです。
2009年末に発足したフェラーリ・ドライバー・アカデミーの最初の所属ドライバーに選ばれました。
2011年にはフェラーリのテストドライバーとして契約。
2013年、マルシャF1チームに起用されました。
2014年、第6戦モナコGPでは9位初入賞しています。
このことについてはあなたはどう思う??