東京ディズニーランドといえば、昨年30周年を迎えたばかりの日本が世界に誇る人気テーマパークである。
そのディズニー系列のホテルの結婚式で、何と61人という多くの人がノロウイルスに感染するという事件が起きた。
東京ディズニーランド30周年記念
千葉県は8日、浦安市内のホテル結婚式場を利用した客やホテル従業員が下痢などの症状を訴え、検査の結果、計61人からノロウイルスが検出されたと発表した。入院患者はいないという。
県などによると、ホテルは東京ディズニーシー・ホテルミラコスタ。4月26日に宴会場を利用した8グループ515人のうち4グループ106人と、ホテル従業員25人が下痢などの症状を訴えた。従業員は料理を食べていないことから、食中毒ではなく、別の経路からの集団感染と判断した。
ホテルは関連施設の消毒を行い、9日から通常営業を再開する方針。同ホテルを運営するミリアルリゾートホテルズは「利用者におわびするとともに一日も早い回復を願っている」と話している。
いまだに感染する人が後を絶たないノロウイルスについて、今一度徹底検証しよう!
ノロウイルスは乳幼児から高齢者に至る広い年齢層で急性胃腸炎を引き起こすウイルスである。
主に11月から3月の主に冬季に多発しますが、年間を通して感染する人が後を絶ちません。
その特徴はこうです。
①下痢だけではなく、嘔吐が多い
下痢だけでなく嘔吐を繰り返すところがポイントである。
下痢であれば、ウイルスはトイレで流されるため広がりにくいのだが、嘔吐の場合はかなりちっかりと適切に処理し消毒しないとウイルスはなくならない。
何と、乾燥してホコリと共に空気に混ざって広がっていくことだってあるのだ!
手や指ばかりに気を取られてないで、こちらも感染経路になる恐れがあるのでしっかり殺菌しよう。
②消毒薬に対する抵抗性が強い
ノロウイルスはアルコールや高温に対する抵抗性が強いことが特徴である。
また、乾燥や酸にも強く、水中でも長時間生きていることができるという結構厄介なウイルスだ。
そのため、感染力が他のウイルスより強い。
③1度かかっても何度も感染する可能性がある
ノロウイルスには多数の遺伝子型が存在するため、同じ人が複数の違った型のウイルスに感染することがある。
さらに、免疫の持続時間が短いことも特徴だ。
筆者も今年の1月にはおそらくこれにかかっていたのだろう、なかなか体調が良くならなかった。
上記のように非常に厄介なウイルスなので、いくら万全を期していても東京デウィズニーランドのような1日に何万人もの人が行き来する場所だと、なかなかむずかしいものがあるような。
ともあれ、備えあれば患いなし!なので、GWの休みが明けて気が緩んでる間にノロウイルスに襲撃されないように、体調管理をしっかりとすることが大事である。
このことについてはあなたはどう思う??