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ソフトバンク大隣憲司投手 難病を乗り越え先発勝利 黄色じん帯骨化症って? | 芸能文春

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ソフトバンク大隣憲司投手 難病を乗り越え先発勝利 黄色じん帯骨化症って?

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ソフトバンクの大隣憲司投手(29)が、黄色じん帯骨化症という難病からの復帰後、初先発で勝利しました。優子夫人(29)と2人3脚でつかみ取った勝利です。

2014-07-28_102329

【以下引用】

◇パ・リーグ ソフトバンク3-2オリックス(2014年7月27日 ヤフオクD)

涙は見せなかった。本拠地のお立ち台に立ったソフトバンク・大隣は優しい笑みを浮かべ、バックネット裏を見た。ハンカチで目頭を拭う優子夫人(29)の姿があった。感謝の思いを伝えた。

「苦しい時も常に明るく、プラスの言葉を掛けてくれてありがとう。これからも頑張ります」。昨年6月に国指定の難病、黄色じん帯骨化症の手術を受け、復帰後初先発。最後に先発し、勝利した昨年5月31日の広島戦(ヤフオクドーム)以来、422日ぶりの白星をつかみ取り「上出来すぎるほどの自分のピッチングだった。また一歩踏み出せた」と振り返った。

直球の最速は140キロ。復帰前の球威に完全には戻っていないが、通算44勝の左腕には技術がある。初回、1点先制され、なおも1死一、二塁。主砲ペーニャに対し、内角にスライダーを投げ、バットをへし折り、投ゴロ併殺に仕留めた。2回以降も内角へのスライダーと外角へ沈むチェンジアップでコーナーに投げ分け、的を絞らせなかった。「自分にとっても、チームにとっても大事」と誓った首位攻防戦でオリックスを相手に7回を3安打1失点。108球で首位堅持に貢献した。

1年近いリハビリは手術の様子を収めたDVD観賞から始まった。ノミのような道具で背中を叩き割られる場面も目を背けなかった。難病を正面から受け止めるためだ。背中には縦15センチの手術痕が残る。左足に残ったしびれを克服するため、シャワーの温度を45度を超える上限まで設定。「熱い、熱い」と叫びながら、感覚を思い出させた。1月の沖縄自主トレまで同行し、全てをサポートしてくれたのは優子夫人。2人で歩んだ分、苦しみは半分になり、喜びは2倍に広がった。

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「何かの形でいろんなことをやれれば」。難病に苦しむ人へ手を差し伸べたい思いが強く、基金を設立することを検討している。「まだ1勝しただけ。先発として1年間仕事ができるようになってから」。完全復活という言葉はその時まで取っておく。

▼ソフトバンク・秋山監督 本当に良かった。これから(先発ローテーションに)入ってくるのが、あいつの目標。

 

ネットでは・・・

「大隣の記事読んだだけで感動してまう」

「大隣の復活、あらためてニュース追いながら軽く泣きそう。本当によく戻ってきてくれたなぁ。」

「大隣さんよかったね!! なんかすごい感動したよ・・・(T^T 」

「勝ててホントによかった。次が大事だと思うから頑張って欲しい。」

「大隣さん良かった! 一歩づつがんばって!」

・・・等々。

 

よかったですね大隣投手!

黄色じん帯骨化症からの復帰で1軍勝利は快挙です。

早く「完全復活」と言えるようになると良いですね。

 

黄色じん帯骨化症ってどんな病気?

「おうしょくじんたいこっかしょう」と読みます。

国の特定疾患に認定されている難病で、脊柱の後ろにある椎弓をつなぐ黄色じん帯が骨化してしまう病気です。骨化した黄色じん帯は脊髄を圧迫し、下肢のしびれなどを起こします。悪化すると両下肢麻痺を起こす場合もあります。
原因が不明で経過も予測できないため、消炎鎮痛剤などで経過を観察しますが、進行がみられたり神経症状が強いときには手術をします。

楽天の星野監督やジャイアンツの越智投手もこの病気の発症者です。

 

大隣憲司(おおとなり・けんじ)

1984年11月19日生まれ。29歳。プロ野球選手。

2006年、福岡ソフトバンクホークスに入団。

2007年6月9日の交流戦・広島戦にて、初先発初勝利。

2008年、肘の故障にて左肘遊離軟骨除去手術を受けました。

2013年、黄色じん帯骨化症と診断され手術を受けました。10月22日のフェニックスリーグ対マリーンズ戦にて実践復帰。144日振りでした。

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