あつ~い夏がやってまいりましたが、夏といえば海!山!海外!といろいろ遊びに行きたいのに、虫が多くて刺されたくないからと室内に籠っている人も多いのでは!?
そんなあなたに、斬新な蚊取り方法が発表されました!
その名も「蚊取りペットボトル」!?
さて、これは効くのでしょうか!?
蚊が媒介するウイルス性の熱性・発疹性疾患であるデング熱は、患うと時には生命を脅かすこともある感染病です。フィルピンでは、毎年、このデング熱によって小さな子供を中心に約22,500人が命を落としています。
そんなデング熱の感染を少しでも予防するために、フィリピンのマニラ首都圏で浄水や下水処理サービスの提供を行っているマイニラッド社が、オリジナルの“蚊とりボトル”を開発し、市民に配布しました。
同社は“蚊とりボトル”セットを何百人もの市民に配布し、組み立て方を教え、各々軒先に配置してもらうよう呼びかけたのです。
結果、“蚊とりボトル”は大きな効果を上げ、世界保健機構西太平洋事務局がまとめた2013年2月のデング熱流行状況によると、フィリピンでのデング熱感染例は前年同月比55%も減少し4866件となり、致死率も前年同月比38%減少しました。
蚊による病気の媒介は、実はとても深刻で、下の画像でもわかるとおり1年間に最も人間を殺している生き物ランキングで、圧倒的1位を獲得しています。その数なんと年間72.5万人です。
どの家庭でも簡単に用意できる材料で作れる画期的な「蚊とりボトル」。大きな病の感染を食い止めた、とても小さな、そして偉大な「アイデア」でした。
<作り方>
“蚊とりボトル”の仕組みは至ってシンプル。
<材料はこれだけ>
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ペットボトル(1.5〜2.0lのもの)
水:200ml(40℃ぐらいのお湯)
ブラウンシュガー:50g(砂糖でOK)
イースト:1g(ドライイーストでOK)
1、ペットボトルの口を切りとる。2、きれいな「水」と「ブランウシュガー」と「イースト」を入れます。
3、切り取ったペットボトルの口を逆さに差し込んだら完成です。黒い紙やビニールで周りを覆うとさらによいです。
あとは軒先や庭に置くだけ。
ブラウンシュガー、イースト、水が混ざることで二酸化炭素が発生し、蚊をおびき寄せ、ボトル内に侵入した蚊は抜け出すことができずそのままボトル内で死んでしまうという仕組みです。注意点としては、雨水が入らないような場所、蚊の好む日陰の涼しいところに設置すると良いようです。また、2週間に1度ぐらいは衛生上交換したほうが良いでしょう。
みなさんも今年の夏からこの「蚊とりボトル」を庭やベランダに設置してみてはいかがでしょうか。
フィリピンの皆さんの深刻な事態に打ち勝つことが出来たこのペットボトル、作り方の映像はこちらです!
やはり、ペットボトルに黒い紙を貼ると直接蚊の死骸を見ないで済むので、ちょっと心もち楽になりますね!
さて、こんな斬新な方法も試してみる価値はあると思いますが、ここで今までの蚊取り方法についておさらいしましょう!
夏の大敵‼蚊を寄せ付けないための対策法‼
①蚊取り線香
②蚊取りラケット
③蚊取りプラグ
をベースとして、たくさんの商品が日本では販売されています!
これ、フィリピンにも持っていってあげたいですよね!
ひとまず今年の夏も皆さん、蚊の対策をしっかりとしましょう!
このことについてはあなたはどう思う??