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「ベルサイユのばら」40年ぶりに新刊発売決定!更に新作読み切りで仏革命後のアラン描く | 芸能文春

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「ベルサイユのばら」40年ぶりに新刊発売決定!更に新作読み切りで仏革命後のアラン描く

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30代以上の女性なら、誰でも知っているあの人気作品ベルサイユのばらの新刊が発売されます!!

フランス革命に関する、フランスのフォンタンブルー城の内部

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ベルサイユのばらの原画
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5月20日発売の「マーガレット」12号(集英社)に、少女マンガ史上に残る池田理代子の名作『ベルサイユのばら』の新作読み切り「ベルサイユのばら エピソード4」が掲載される。そして、なんと40年ぶりの新刊、『ベルサイユのばら』11巻が発売されることも決定。更に、11巻発売記念として、当時の懐かしいデザインのまま1~10巻が復刊される。

『ベルサイユのばら』といえば、1972年4月から1973年12月に「週刊マーガレット」で連載。“ベルばら”の愛称で親しまれ、書籍の累計発行部数は2000万部を超える大ヒット作。過去にはアニメ・映画・宝塚歌劇といった様々なメディア化、現在でもLINEスタンプやかるたといったグッズ化が行われ、今なお高い知名度と根強い人気がある。

12号に掲載される新作読み切りは、2013年「マーガレット」にて発表された久々の新作「ベルサイユのばら エピソード」以降続く、新作エピソードシリーズの第4弾。今回のエピソードの主役は、衛兵隊でオスカルの部下だったアラン。フランス革命後、自分の愛したオスカルと妹のディアンヌのために動くアランを、“カラー5P+51Pの合計56P”という大ボリュームで描く。

そして、新作エピソードシリーズを収録した11巻の発売が決定。美麗カラーページもすべて再現し、エピソード1に新たに15ページも加筆した、40年ぶりの奇跡の新刊だ。更に、11巻の発売記念として、当時の懐かしいデザインのまま1~10巻が復刊する。

ベルばらニュース満載の「マーガレット」12号は5月20日発売。『ベルサイユのばら』11巻は8月25日発売(価格未定)。復刊する1~10巻は7月1日、全巻同時発売(410円/税別)。詳細は本誌、または公式サイトまで。

いや~、ベルばらファンにはたまりませんね!
しかし、世代は移り変わるもので、今の20代前半女子に聞いても、ベルばらの話が通じない!?なんて事もあります!
そこで、登場人物について振り返ってみましょう!

☆ベルサイユのばら★主要登場人物とあらすじ~フランス革命の実話を背景に~

ルイ14世が太陽王といわれた頃~フランス革命までの物語。
実際のフランスの歴史にからめたフィクションですが、まるでノンフィクション!
主な登場人物は「オスカル」「アントワネット」「フェルゼン」の3人。

マリー=アントワネットはオーストリア出身のお姫様。
オーストリア時代の彼女はマリアテレジアに何不自由なく育てられ、幸せな日々を送った。

一方オスカルはフランスの名門貴族の一員で、しかもとても美麗。

女性であるが武道にすこぶる長け、兵士として男装しているのだ。

オスカルが住む同じ屋敷には、小さな頃からまるで兄弟のように育った平民のアンドレが居候している。
平民のアンドレがなぜ貴族のオスカルと宮廷で同じように暮らせるのかは、オスカルの家とのつながりで特別な待遇を受けているからだ。

そしてもう一人の主要人物、フェルゼンはスウェーデンの貴公子。
外交上の付き合いでたまにふらっとフランスに現れる。

ここまでがベルサイユのばらの登場人物設定。

これからは、ベルサイユのばらの物語をベースに、背景となるフランス革命についてです。

ルイ15世がフランスの政治を治めていた時代。

アントワネットは15才という幼い年齢でフランスの王子ルイ16世と政略結婚させられる。
その結婚の詳しい理由とは、アントワネットの母マリア=テレジアがオーストリア国民の安全のため、いわば人質として差し出したもの。
この頃のフランスは絶対王政の最盛期で、周囲の国々にも絶大な脅威をふるっていた。

しかしアントワネットは、毅然としてその事態を受け止め、フランスについてからはフランス語しか話さなかったとされている。

一方、夫となる王子はまだ大人になりきらない部分があり、愚鈍な人間だった。

アントワネットはただ一人フランスの王室に入り、異国の人間として生涯孤独を募らす。

夫は毎晩趣味の狩りに行くか錠前づくりをしていて、アントワネットに構う余地なんてなかった。
そんな中オスカルは権力よりも正しさを優先する人間であるため、アントワネットの孤独を理解し、冷たい態度の他の貴族たちと違い、良心のままにアントワネットに暖かく接した。

その頃ルイ15世は絶対的な君主として君臨しており、その愛人は貴族たちに自分の強さを誇示するようにしていた。
宮殿では、位の低いものが自分から相手へ話し掛けるという慣習があった。

しかし気高きオーストリアの王女アントワネットは、卑しいその王の愛人に憤りさえ感じ、無視しようと心がける。
しかしついに周囲の圧力に負け、アントワネットは「今日はよいお天気ですこと。」と自分から話かけるのだった。
アントワネットは屈辱に耐え兼ねて泣くに泣いた。

しかし、彼女はやはり芯のある女性だった。

そのアントワネットの誇り高い様子にオスカルは大変感動する。

そして突然のルイ15世の死。
当時は不治の病、天然痘だ。

太陽王と言われた栄光は、もう彼の後を去った。

最期に牧師を前にして、「自分は傲慢であった。これは報いだ」と懺悔をして、死んだ。

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あっけないルイ15世の死によって、
アントワネットの夫でまだ子供のルイ16世が即位することになった。
国王ルイ16世19才、王妃アントワネット18才。
若すぎる国王・王妃の誕生であった。

ルイ16世は即位してもやっぱり人当たりはいいが、君主としてのリーダーシップや決断力は、はなはだなかった。

何か有るとすぐ趣味に逃げてしまう、情けない男だった。
アントワネットは王妃になったとたん、これまで押さえられてきたものが破裂したかのように何も考えず、無邪気そして奔放に権力と散財を満喫する。

もともと美貌に恵まれたアントワネットは今や、権力、財力、美貌のすべてを手に入れてしまった。
しかも若さがゆえ無邪気にそれを使ってしまう。
権力を使ってどんどん自分の取り巻きを良いポストにつけたため政治は腐ってしまった。
取り巻きが自分の事をお金のためだけに利用しているとも知らずに。

財力も自分に無尽蔵に与えられたかのように一時の享楽のためにどんどん使ってしまう。

国で禁じられている賭博も連日行って、取り巻きの貴族に金を巻き上げられ続けた。

そして、豪華な宝石を注文されて買われてしまう詐欺事件なども起こったのである。
更に、その美貌とファッションセンスをもってアントワネットは宮廷内のファッションリーダーになると同時に、不倫の恋をしてしまう。

その相手はフェルゼン。

男らしさと思慮深さを兼ね備えたスウェーデンの貴公子フェルゼン。

愚鈍王ルイ16世にはないものを持っていた。
当然のことながら激しく惹かれ会う二人。

夜な夜なこそこそ逢瀬を重ねていたものの、フェルゼンがその辛さに絶えられなくなりいきなり国に帰ってしまう。
フェルゼンはフランス滞在中に親友となったオスカルに「アントワネット様を守ってあげて欲しい」と告げてフランスを去った。
アントワネットは突然のフェルゼンの帰国がなかなか受け入れられず、悲しみに暮れる。
一応王妃といったら国民のリーダーたるべき存在、民衆の支持もかわないといけないのに、ふさぎこんで国民へ愛想もふりまく余裕は全くない。

そんな中、弱腰のルイ16世はアントワネットのその暴走を止められない。

当然そんな二人に子どもがすぐできるはずもなく、結婚してから8年ほど経ってからようやくできた子ども達は王子2人、王女1人。しかしルイ16世はともかくアントワネットは子煩悩ではあるが国の将来を考えることはなかったのである。
3人の子どものうち、長男は脊椎カリエスという難病で7才で死んだが、何と母の浪費のために葬式代すらなく、銀の食器を売ってなんとか葬式を行ったとは、この息子も知らぬが仏、である。

そんなてんやわんやだもの政治は腐り、国の財政は逼迫し、民衆の心は完璧に!王室から離れた。

ここで有名な言葉「パンがなければお菓子を食べれば良いじゃない」とアントワネットが言ったという噂が立つ(事実ではない説が有力)

あちこちで反乱の火種が見られたのに、この時点で気づくはずだったのにアントワネットはことの重大さに全く気づかないままだった。

もう終わりである。
オスカルはそんなアントワネットの振る舞いに、傍で守ることを苦痛に感じ始る。

そして盗賊討伐失敗を理由に、近衛兵から降格させて欲しいとアントワネットに頼みこんだ。

アントワネットはオスカルにそ傍にいてもらいたいと強く望むが、やがてしぶしぶオスカルの希望を受け入れる。

オスカルは小さな部隊の長となった。
その部隊にはあのアンドレも隊員として加わった。
オスカルはその激動の時代を敏感に感じとりながら、盗賊征伐の際にオスカルをかばって視力を失いつつあるアンドレと結ばれる。

オスカルとアンドレは相思相愛であったものの、まるでこれからの未来を暗示するような悲劇的な結末を予想させながら、二人はつかの間の愛の時をすごしたのだった。

そして ついに恐れていた大きな暴動が起こった。

ぶつかり合う民衆による反乱軍とと王側の軍隊。

オスカルとほぼ失明したアンドレは民衆側について戦闘に加わるも、この激しい戦いで帰らぬ人となってしまう。

民衆の怒りが激しくなり、いよいよルイ16世とアントワネットの一家は亡命を試みる。

わざとばれないように粗末な馬車に一家で乗り込みこっそりと国境をめざす。
しかし小さな町で民衆に王家一家と気づかれそうになり、発覚の危険を感じたとき、間一髪で突然助けに現れたのは何とあのフェルゼンだった。
一瞬の隙をついて民衆から王家を逃がしたフェルゼン。
フェルゼンとアントワネットは久々の再会にもかかわらず、愛を語りあうこともできなかった。
ルイ16世は2人が自分を裏切り、愛し合っていることを知っていたのかはわからない。

しかしここで、「フェルゼン君、ありがとう。君には感謝している」と心から述べたと記録が残っている。
フェルゼンをその場に残し、馬車は走り去る。
夜が明けるまでに、はたして国境を抜けられるだろうか?

絶対抜けなければ・・・大変な事になる。

 

しかしここで無事国境を抜けられていたなら、歴史は大いに変わったであろう。

あともう少しで国境というところで民衆に見つかり、国王一家は「国を捨て逃亡しようとした罪人」としてパリまで連れ戻されてしまったのだ。

パリに戻ったアントワネットが帽子を取って、一晩にして全部白髪に変ってしまったその姿をさらしたのは有名な話だ。

あの美しい金髪をも一晩で白髪にさせてしまうほどの恐怖、アントワネットが感じていた恐怖の計り知れない大きさよ。

王家一家は塔に幽閉され、ルイ16世は絞首刑となった。

その最期は、王の名にふさわしい最期だったそうだ。
アントワネットと子ども達は引き離され、子ども達に会う事は2度とないまま同じく絞首刑となった。

アントワネットもまた、誇り高き女王としての最期を迎えた。

 

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