米Microsoftは11月2日(現地時間)、クラウドストレージサービス「OneDrive」の提供方法の変更を発表した。無料容量や有料プラン体系などが大きく変わる。
まず、コンシューマー向け「Office 365」ユーザーは昨年10月からOneDriveを容量無制限に利用できたが、これが上限1Tバイトまでに戻る。
同社によると、一部のユーザーが多数のPCのバックアップや膨大な映画コレクションを保存する目的でOneDriveを利用し、中には平均的ユーザーの1万4000倍に相当する75Tバイトものデータをアップロードする人もいるという。
MicrosoftはOneDriveをこうした一部のユーザーのためのバックアップ場所としてではなく、多くのユーザーに高品質のプロダクティビティおよびコラボレーション体験を提供するためのサービスと考えているため、今回の変更に踏み切ったとしている。
変更点は以下の通り。
Office 365 Home、Personal、Universityエディションで提供しているOneDriveの容量無制限提供は終了し、無料で利用できるのは1Tバイトまでになる(同日から有効)
OneDriveの有料プランで、昨年6月から提供している100Gバイトおよび200Gバイトのプランはなくなり、2016年初頭から月額1.99ドルの50Gバイトプランのみになる。現在100/200Gバイトプランを利用しているユーザーについては変更はない
非Office 365ユーザーが使えるOneDriveの無料容量は、現在の15Gバイトから5Gバイトに縮小する。カメラロール用の15Gバイトのボーナスストレージの提供も終了する。この変更は2016年初頭から段階的に開始する。Microsoftはこの移行を可能な限りスムースに行うとしており、現在使っている容量が変更後にオーバーするユーザーに対して、以下のような猶予を設けている。
1Tバイト以上使っているOffice 365ユーザーには通知があり、11月2日からの向こう1年間は超過分を保存しておける。1年後の時点から半年間はファイルをダウンロードできるが、半年経つとアカウントはロックされ、さらに半年後(2015年11月2日の2年後)にアカウントは削除される
5Gバイト以上使っている非Office 365ユーザーは、2016年初頭に今回の変更が有効になってから向こう1年間は超過分を保存しておける。また、1Tバイト無料の個人向けOffice 365の1年間無料トライアルを使うことも可能(クレジットカード情報の入力が必要)。1年後に超過分がどうなるかの説明はFAQにも書かれていないなお、プロモーションなどで獲得したオプションストレージはこの変更の影響を受けない。
OneDriveと競合する主なクラウドストレージの基本無料容量は、米Googleの「Googleドライブ」は15Gバイト(Google ドライブ、Gmail、Googleフォトで共通)、米Amazon.comの「Amazon Cloud Drive」は5Gバイト、米Dropboxの「Dropbox」は2Gバイトだ。
【引用:ITmedia】
【みんなのコメント】
・一部のユーザーが75Tバイトものデータのバックアップに使うようになったため、提供体系を変更する あれ、この人って…
・75TBってwww
・OneDriveさんユーザーのファイル覗きましたよ的なことをごく自然に表明しててかっこいい
・あとだしジャンケンやな=^.^=詐欺商法
・今こそOneDriveやめてiCloudDriveにするか(おいやめろケガするぞ)
・OneDrive の容量劣化ひどいな。 無制限に使う人がいるから上限設けるってのは理解できるけど、それ以外のプランまで総じて容量減らすってのはなぁ。 シェア増えたからサービス劣化させても大丈夫って感じなのかね。まぁDropBoxやGoogleDriveは信頼性ないしなぁ。
・OneDriveに大容量求めてるユーザーはこのさいGoogle Driveへ
・75TBをバックアップしたユーザーが現れた程度で容量無制限をやめてしまうとは,OneDriveはどのくらいまでを想定していたのだろう。Googleが膨大なストレージを暗号化した上で資材置き場に使ったならともかく,75TBはその辺の研究室に転がっていそうなデータ量
・OneDrive 5GB になっちゃうのか。 Google フォト はサイズ変わっちゃうし、元ファイルをどこにおくかなぁ、、
・onedriveの中のファイルが何故か消えたため復旧作業中 化学どころじゃない←
・OneDriveで75TBバックアップした奴が爆発しました。
・「無制限導入後に75TB以上ものデータをバックアップするユーザー」 個人で75テラ!!!ひどい!!
・キチガイだけターゲットにしないとOneDriveのユーザ自体を失う恐れがだな
・バイバイ、OneDrive
・75TBも置けるのか(回線の太さ的に)?
・Adobe Revel のクライアント Web 版含めて全部クソなので誰かにツール作ってもらうために OneDrive 廃止に乗じて宣伝したいけど、それすると 75 TB 保存したキチガイがこっちに押し寄せ閉鎖する危険性があるので迂闊に出来ない
・まぁとりあえずOffice365に移行したら丸く収まるのかなって。OneDrive。 (1Tから減らしたら石を投げる・・・(遠投石器を配備しつつ
・OneDrive、意外とお仕事で使ったりするからなぁ……そんなほいほい容量変えられちゃ困るっていうか、段々通信制限が厳しくなる日本の通信業界みたい。
・そのOneDriveも今やプロセス止めてる
・OneDrive、5GBとっくに超過してるからさっさとどうにかしないと
・Office365で今も1TBのままのユーザーは変化なしってところか。でも改悪かねえ・・?
・猶予期間1年+ファイル保持半年延長とはやけに良心的というかゆっくりとした変更ですね…
・大学でのやりとりには大学の激重Prosself、他人とのやり取りはメールとかGoogleDrive、自分用ファイルもGoogleDrive、OneDriveはWindowsの設定バックアップ程度
・こういうのがあるのを考えると、クラウドストレージ使うの怖いよな…
・有料ユーザーの容量制限が1TBはDropboxの基準だな
・OneDriveでいくら使っているかは把握していないが写真くらいだろうからさほど使っていないだろうな。
・普通にオーバーするし、一般ユーザーなら大半は7GBで足りる(ドヤァ)って言ってたのを割り込むとか、単純に有償化したいだけだろ
・増えたと思ったらまた減らすんかい…
・なんかのボーナスで 30GB まで無料で使用可能になってるオイラはどういう扱いになるんでしょうかね?
・いろいろ酷すぎ
・onedriveで75TB使ってた人はどうよと思うけど、無制限なんだから権利としてただしいし、マイクロソフトも悪い
・ちょっと太っ腹すぎたね(^_^;)
・OneDriveダサい
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