佐藤哲三騎手(43)が、26年間のジョッキー生活に幕を下ろすことを決めたようです。2012年11月24日の京都競馬で落馬し、左腕骨骨折をはじめ全身に大ケガを負いながらも、不屈の闘志で懸命のリハビリを続けてきましたが、現役続行できるまでの回復にはならなかったようです。
【以下引用】
“勝負師”佐藤哲三騎手(43)が26年間のジョッキー生活に幕を下ろすことを決めた。2012年11月24日の京都競馬で落馬した際に、左上腕骨骨折はじめ全身に大ケガを負いながらも、不屈の闘志で懸命のリハビリを続けてきたが、現役続行できるまでの回復はならなかった。
アグレッシブな騎乗ができなくなったときがジョッキーを辞めるとき。何よりファンを大事にする男の決断だった。JRA通算938勝(GI6勝)の功績を残し、ターフを去る。
エスポワールシチーなどでコンビを組んできた安達調教師「新聞を見て知った。勝負をあきらめない頼りになるジョッキーだったし、引退するのであれば非常に残念なこと」
ネットでは・・・
「残念・・・。今までありがとう! お疲れ様でした」
「長期間のリハビリ、そして現役生活お疲れ様でした」
「タップダンスシチーとのコンビが好きでした! お疲れ様でした!!!」
「神経をつなぐ何度かの手術など大変な大けがをされて奇跡を信じましたが叶わずでしたか。落馬後命に別条なかったのが幸いです。おつかれさまでした」
「佐藤哲三・・・(泣 もう1度キズナに乗ってほしかったな」
「事故後大手術を何度も受け、懸命のリハビリを続けていただけに、もう一度ターフで見たかったです・・・お疲れさまでした。そして、ありがとうございました」
「馬券的にいろいろお世話になりました。あの騎乗姿がターフで見れないのが残念です・・・」
「今まで目にした、どの競馬ニュースよりもショックです。最高にカッコいいジョッキーでした。今までたくさんの素晴らしいレースをありがとうございました! お疲れさまでした」
・・・等々。
ネットでは、現役引退を惜しむ声と共に、「ショックだ」「お疲れ様でした」「ありがとうございました」の声が多数。
2年前の落馬事故から、本人も周りも復帰への希望や意力があっただけに、このような形での「引退」は残念でならないでしょう。
6回の大手術を受け、連日のリハビリなど努力をしてきましたが、医師から「再び騎乗できるまでに体が回復するのは難しい」と告げられたようです。明日17日は44歳の誕生日でもあり、年齢的なものも踏まえての決断だったようです。
佐藤哲三騎手、お疲れ様でした。
佐藤哲三(さとう・てつぞう)
1970年9月17日生まれ。43歳。日本中央競馬会(JRA)所属の騎手でした。
1989年、栗東の吉岡八郎厩舎所属でデビューしました。3月4日、中京競馬第4競走のトーアチョモランマで初騎乗。
同年4月30日、京都競馬第6競走で初勝利しました。
1992年、朝日チャレンジカップにてレットイットビーに騎乗し、重賞初勝利。
1995年よりフリーの騎手となりました。
1996年12月8日、マイネルマックスに騎乗した朝日杯3歳ステークスにてGI初勝利。以降GIでは、タップダンスシチーで2003年のジャパンカップ、2004年の宝塚記念。エスポワールシチーで2009年のジャパンカップダート、2010年のフェブラリーS。アーネストリーで2011年の宝塚記念を勝利しています。
JRA通算1万570戦938勝(重賞45勝、GI6勝)でした。
2012年11月24日、京都競馬場にて落馬負傷。左上腕骨開放骨折、左肩甲骨骨折、L4(腰椎)横突起骨折、左尺骨骨折、右足関節脱臼骨折、右第一肋骨骨折、右肘関節(尺骨)脱臼、右下腿部裂創、外傷性気胸の大けがを負い、6回の大手術と共にリハビリを続けていました。
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