その中心には島田洋七の「B&B」や「島田伸助の紳助・竜介」らとともにビートたけしが組んでいた「ツービート」があった。
当時のビートたけしや島田洋七の月収は8000万あったと後に語られたことから分かるようにその勢いはすさまじいものだった。
【漫才ブーム当時のツービート】
しかしこの1980年代の漫才ブームは1980年~1982年ぐらいまでの約2年間しか続かず、活躍した漫才コンビらはそれぞれの道を歩むことになる。
ツービートも例外ではなく、漫才ブームの終焉後もピンの仕事が日に日に増えていくたけしに対して相方のビートきよしの仕事は激減することになった。
よく誤解されていることだが、ツービートは解散しているわけではなく、今もコンビとしては続いている。最近でもたけしの深夜番組にきよしが出演するなど関係としては続いていたのだ。
【以下引用】
そしてこの4月1日にダテ企画に所属していたビートきよしがたけしの事務所であるオフィス北野に所属することが発表された。
【以下引用】
お笑いコンビ、ツービート、約30年ぶりに完全復活-。タレント、ビートたけし(67)の芸能事務所、オフィス北野に相方のビートきよし(64)が1日付で所属したことが2日、分かった。きよしが1985年にフリーになって以来、29年ぶりに同じ所属事務所で活動することになったツービートをサンケイスポーツが直撃。年間最強漫才師決定戦「THE MANZAI」への出場について、たけしは「予選2回戦は行くだろうな」と意欲十分?!広告
1980年代の漫才ブームを牽引したツービートが、29年ぶりに“ひとつ”になった。
たけしが所属するオフィス北野に、4月1日付できよしが加入することになり、サンケイスポーツが都内で2人を直撃した。新生ツービートの初仕事となる5月22日放送のBSフジ「たけしの等々力ベース」(木曜後11・0)の収録に臨んだたけしは「大型新人が入り込んじゃったよ」と苦笑。きよしは「先輩、何でもやらさせていただきます」と大喜びだ。
現在たけしは67歳できよしは64歳。
ネットでは「なぜ今さら?」と憶測をよんでいるが、今回の移籍はたけしの発案によるもののようだ。漫才ブーム終了後、正直なところパッとしていなかったきよしの状況をみて、たけしが「うちにこないか?」と誘ったということだ。
ビートきよしは漫才ブーム後何をしていた?
漫才ブームが終わった1982年。
きよしは、たけしに漫才をやめたいとの意向を伝えて、所属していた太田プロから独立、フリーで活動することになる。
フリーとなってからは目覚ましい活躍こそなかったが、細川たかしのコンサートの司会や地方ラジオ局でのメインパーソリティーを務めるなど、芸能界を引退することはなく細々と活動を続けていた。その間もたけしとの交流は続いており、2012年の11月に「相方~ビートたけしとの幸福」という書籍を出版された頃からオフィス北野への移籍はうわさされていた。
あまり知られていないが、2008年にはB&Bの島田洋八と「うなずきコンビ」を結成し、よしもとの浅草花月の舞台に出演したこともある。
今回のオフィス北野への移籍で往年のツービートの漫才を再びテレビで目にすることができるかもしれない。たけしも冗談めきながらもTHE MANZAIへの挑戦について「2回戦まではいくかな」と話している。実際に出演することはないだろうが、当時のファンの心に響く漫才をもう一度目にしたい。
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