人気子役の芦田愛菜(9)が1日、都内で行われた主演映画『円卓、こっこ、ひと夏のイマジン』の試写会で舞台あいさつに立ちました。こっこの決めセリフである「うっさい、ボケ」と元気に叫ぶ場面も見られました。
[映画.com ニュース] 人気子役の芦田愛菜ちゃんが6月1日、初の映画単独主演を務めた「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」の試写会で、共演の青山美郷と行定勲監督とともに舞台挨拶に立った。
人気作家・西加奈子氏の小説を映画化。大阪の団地で暮らす好奇心おう盛な小学3年生・こっこ(愛菜ちゃん)が、にぎやかな家族やクラスメイトたちに囲まれ成長していくひと夏を、笑いや涙を交えて描き出す。
兵庫出身の愛菜ちゃんは、「大阪弁のお芝居はテンポが良くて楽しかった!」と久々の関西弁を満喫。“普通”が大嫌いなこっこを演じ、「こっこは孤独を愛 しているけど、私はみんなが集まっている輪の中に『私も入れてー』って入っていく方なのでそこは似ていないかも。男子たちに『こらー、何してんねん!』っ て向かっていくところは似ていると思う」と快活な一面を明かした。また、家族が円卓を囲んで食事をするシーンでは「皆さんアドリブがすごくて、セリフじゃ ないセリフがどんどん出てくる。みんな何を言うのかなって考えるのは、ドキドキしたけど楽しかった」。行定監督は、「愛菜ちゃんにはこっこを知りたいとい う探究心があった。他ではあんまり見ない顔をしているし、色々な顔を見せてくれた」と満足げだった。
こっこの3つ子の姉を1人で演じ分けた青山は、「1人1人の歴史を役作りノートに書いていた。中盤から分からなくなってきちゃったけど、監督にアドバイ スをいただいたり、愛菜ちゃんが『こんな時3つ子なら何て言うかな?』と言っていたことなども勝手に参考にさせてもらった」と初出演映画ながら見事に難役 をこなした。
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最後に愛菜ちゃんは、「こっこちゃんは自分の気持ちを正直に言ってしまうだけで困った子じゃない。私も大好きな映画になったので、皆さんも好きになってもらえたらうれしい」と語り、こっこの決めゼリフ「うっさい、ボケ!」と元気に叫んだ。
「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」は6月21日より公開。
『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』
意外かもしれませんが、この『円卓 こっこ、ひと夏のイマジン』は芦田愛菜にとっては単独初主演になります。
原作は西加奈子の『円卓』。監督は『クローズド・ノート』『世界の中心で、愛を叫ぶ』の行定勲監督です。
キャストはこっこに芦田愛菜、八嶋智人、羽野晶紀、いしだあゆみ、平幹二朗、青山美郷、丸山隆平(関ジャニ∞)など。
大阪の団地に8人家族で暮らす、こっこ。大家族の暖かく見守られながらもいつも不満で孤独にあこがれるこっこ。気になった言葉、初めて知ることを「じゃぽにか(ジャポニカ学習帳)」に書くのが日課。そんなこっこの夏休みに最大のピンチが訪れる―
予告編はこちら
関西弁ってすごくお芝居がうまい人が使っても、なんか気持ち悪い感じがしてイヤなんですけど、芦田愛菜は兵庫県西宮出身なので関西弁のベースが出来ているので安心して見れますね。
でも西加奈子は泉北ニュータウン育ちなので、大阪の南部のコテコテ関西弁で書かれているはずなのですが、その辺の関西弁を芦田愛菜がどう演じるかっていうのがとても気になりますね。
行定勲監督は芦田愛菜について、努力しているけどそれを現場で見せないイチロータイプと言っています。
本作品でも芦田は台本を200回以上は読み込んだとか。で、ないとセリフ覚えが悪いのだそう。
天才子役と言われている芦田愛菜ですが、人並み以上の努力を見えないところでしているんですね。
芦田愛菜がどんなちょっと変わった子ども、こっこを演じるのか気になりますね
このことについてはあなたはどう思う??