【以下引用】
映画監督の北野武(67)が、フランスの芸術文化勲章「オフィシエ」を受章することになった。所属事務所が14日、発表した。北野は3種類ある同勲章のうち、すでに2つを受章済み。これですべての仏文化勲章をそろえることになる。
オフィシエは3段階ある文化勲章のうち2番目の位。数ある仏騎士団の中でも最も由緒ある団体のひとつ「シャンパーニュ騎士団」が、世界各国の政財界や芸術家、業界人などに叙任するもの。過去には、01年に映画監督の大島渚さん、09年に音楽家坂本龍一(62)らが受章している。今回の北野の受章は、シャンパンメーカー「ローラン・ペリエ社」の推薦によるものという。
北野は99年に「シュバリエ」、10年に最高章「コマンドール」を受章。3つすべての受章は異例のことだが、「いただけるものは請求書以外何でもいただいちゃう。最高のプレステージ・シャンパンももらえるし、本当にありがたいこった」と、ジョークを交えうれしそうにコメントした。
贈呈式は22日に都内のホテルで開かれる。
以下、ネットでは、
★北野武、またまた仏勲章
★ずっとビートたけし殿のファンであることを心から誇りに思う。同じ時代を生きライブで活躍を見られていることはほとんど奇跡。
★凄いなぁ! 日本の勲章は、前科があるから、もらえないのかな(笑)
★たけちゃん、おめでとう〜!
★タモリにしてもさんまにしても、本当にBIG3はすごい。
★たけしの映画。日本映画としては超つまらんのに欧州では評価高い
北野武監督がフランスの文化勲章「オフィシエ」を受賞
お笑い芸人だけでなく、映画監督としても評価が高い北野武。海外ではお笑い芸人としては知られていないらしく、北野武=映画監督らしい。
自分の世界観があり、映画を取る際も他の監督と違って一線を越えている雰囲気があります。暴力ややくざ映画も撮るが、「座頭市」など心に響く映画も撮れます。彼がメガホンを撮ると営術作品に見えてしまうのは彼の素晴らしさだと思います。
今回受賞する「オフィシエ」は、フランスの3つある中の2番目に位が高いの文化勲章で、北野監督だけが3つの文化勲章を受章しています。それだけフランス始め、海外での評価が高いことが分かります。
本人はジョークを交えてコメントを述べていますが、照れ隠しだと思います。
これに懲りず、監督としてもまだまだ作品が作れると思うので、良い作品を世の中に出してほしいものです。
北野武(ビートたけし)とは
ビートたけしは、1947年1月18日生まれ。日本のコメディアン、司会者、個性派俳優、映画監督、漫才師など多彩な顔を持ちます。映画監督としては本名の北野武を使用しています。1980年代、元々は浅草の演芸場で、ビートきよしと共に「ツービート」として活動。日本のテレビ界を代表するタレントとなります。言動に大きな影響力をもつ人物の一人です。たけし曰く、「俺はトークじゃさんま(明石家さんま)に勝てないし、司会じゃ紳助(島田紳助)に敵わないし、漫才じゃ洋七(島田洋七)には敵わない。でも、そういうのをひっくるめた総合的なもので見ると、オレの方が勝ってるんじゃないかな」と、自身の芸人としての立ち位置について語っています。
海外では映画監督として絶賛を受ける半面、日本ではコメディアンとして扱われています。
「世界のキタノ、足立区のたけし」。この言葉に魅力が凝縮されていると言ます。
1989年、映画監督として深作欣二の代役で「その男、凶暴につき」でデビュー。斬新な暴力の描写が話題となります。1993年、「ソナチネ」がヨーロッパを中心に高い人気を得ます。前期北野映画の最高傑作と言われますが、当時は国内での人気は奮いませんでした。
1994年、バイク事故でその活動を休止するが、その後映画監督としてカムバック。復帰作の死よりも生に焦点をあてた「キッズ・リターン」では、今までの北野映画と比べて違う作風を見せました。北野自身の死生観の変化が強く投影された作品となります。
1998年、「HANA-BI」がベネチア国際映画祭金獅子賞を受賞。独特な手法で静寂な映像の中に死の影を漂わせており、海外でも高く評価されます。「世界のキタノ」になり、国内でも絶賛されるようになりました。翌1999年には、「菊次郎の夏」がカンヌ国際映画祭でノミネートされるも無冠に終わりました。
フランスの芸術文化勲章とは
芸術文化勲章は、フランス文化省が運用する名誉勲章。「芸術・文学の領域での創造、もしくはこれらのフランスや世界での普及に傑出した功績のあった人物」に授与されるもの。
芸術文化勲章は、評議会長と芸術文化勲章評議会との助言により、文化大臣のより授与され、毎年1月1日と7月14日に昇進が行われます。芸術文化勲章は3つの等級からなります。
シュヴァリエ(騎士)
オフィシエ(将校)
コマンドゥール(騎士団長)
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