【訃報】加藤治子死去心不全で。女優、「魔女の宅急便」や「ハウルの動く城」では声優としても活躍

ＮＨＫのドラマ、「阿修羅のごとく」など多くのテレビドラマや映画に出演し演技派俳優として活躍した加藤治子さんが今月２日、心不全のため東京都内の自宅で亡くなりました。９２歳でした。
加藤さんは東京都の出身で、１０代で松竹の少女歌劇団でデビューしました。
昭和１６年、芥川比呂志さんらが結成した「新演劇研究会」に参加したあと、昭和２４年に文学座に入って俳優としての修行を積み、シェイクスピア劇など数多くの舞台に出演しました。
また、昭和５４年にはＮＨＫのドラマ、「阿修羅のごとく」に出演するなど演技派の俳優として、テレビドラマや映画でも活躍しました。かげりのある夫人の役や優しい母親の役などで親しまれ、平成１４年には勲四等宝冠章を受章しています。
また、宮崎駿監督のアニメーション映画、「魔女の宅急便」や「ハウルの動く城」などでは声優としても活躍していました。
加藤さんは３年ほど前から体調を崩し、療養生活を送っていましたが、今月２日、心不全のため、東京都内の自宅で９２歳で亡くなりました。
小林亜星さん「まさにプロの女優」
民放のドラマで加藤さんと夫婦役を演じた作曲家の小林亜星さんは、「この６、７年ほどはお会いしておらず、１０日ほど前に共演したドラマについての雑誌の取材で、ほかの共演者の人たちと顔を合わせた時に加藤さんの話題が出たので、一度、電話をしようかと思っていたところでした。ドラマでは３回の生放送を一緒に経験させていただいたことが記憶に残っています。役に生き、仕事に徹する、まさにプロの女優でした」と話していました。
【引用：NHKニュース】

【みんなのコメント】

・加藤治子さんが亡くなった、私にとってこの人はいくつになっても「女」を演じて生々しい役者と言うイメージ。日本のお母さんと言うイメージは浮かんでこなかったなー

・加藤治子嬢死去！ 92歳！戦前にエノケンと共演した女優さんは、もう、中村メイコさんしかいないかしら？

・ニシンのパイのおばあちゃんか＞＜！！

・加藤治子さんは、年をとったらただ優しいお母さん女優になるのではなくて、いくつになっても女の毒みたいなものを感じさせる役をやっていらしたのが素敵でした。

・加藤治子さんといえば向田邦子ドラマ。お正月放送の小林薫＆田中裕子の、特に冷ややかなお姑さん素晴らしかった。

・９２歳だったとは… ご冥福をお祈りいたします。

・ついこの前に寺内貫太郎一家を観賞したばかりだが、加藤治子さんは当時既に50くらいだろうか。昔の女優さんは本当に綺麗に年齢を重ねているなぁと感服したものだ。

・加藤治子、さいきん借りた「帰ってきた時効警察」で、エキセントリックなマダム役がスゴかった。晩年はああした演技に変わったけど、以前はマトモ過ぎる人みたいな役柄だったよね。

・加藤治子さん亡くなったのか。「魔女の宅急便」の老婦人や「ハウルの動く城」もそうだけど、自分の中では光彦シリーズのお母さん役が印象に残ってる。ご冥福をお祈りします。

・私はこの人こそ「日本の母」、だと思う、加藤治子さんが亡くなった。向田邦子のホームドラマは彼女抜きでは出来なかったと思う。森光子だとこなしすぎ、京塚昌子だと色気がない。山岡久乃じゃ強すぎる。さて、何から観直すか。。

・加藤治子さんは浅見光彦のカーチャンのイメージだった