「ラスト・ソウルマン」と呼ばれる米歌手のボビー・ウーマックさんが27日に亡くなっていたことがわかりました。70歳でした。死因は不明とされています。
「ラスト・ソウルマン」と呼ばれる米歌手のボビー・ウーマックさんが亡くなったことが28日、分かった。米メディアが報じた。70歳。オハイオ州クリーブランド出身。
27日に死去。死因は不明。
兄弟とともにゴスペルグループで活動中、サム・クックに認められ、サムのレーベルと契約。1964年のシングル「イッツ・オール・オーヴァー・ナウ」は、ローリング・ストーンズによるカバー版が全英1位のヒットを記録するなどとした。
64年12月にサムが射殺された後はソロ活動を開始。72年のシングル「ウーマンズ・ガッタ・ハヴ・イット」は、ビルボード誌のR&Bチャート1位を獲 得した。同年、映画「110番街交差点」のサウンドトラックを担当。主題歌「110番街交差点」は、97年公開の映画「ジャッキー・ブラウン」(監督クエ ンティン・タランティーノ)でも使用された。
2009年にはロックの殿堂入り。大腸がんを克服し、12年2月には17年ぶりの来日公演を実現。同年、18年ぶりのスタジオ・アルバム「ザ・ブレイベスト・マン・イン・ザ・ユニバース」もリリースした。
さらに、アルツハイマー病を患っていることも告白。昨年5月にも来日公演を行った。
- ボビーウーマック、どうぞ安らかに。イカした音楽をありがとう。合掌。
- ソウルシンガーのボビーウーマックが亡くなったという悲報を本日6月28日のニュースで知りました。ロニーウッドも大変悲しんでいると思います。勿論僕もショックです。彼がストーンズ等に与えた影響は多大な物です。今は只々御冥福を祈ります。
- 合掌、ボビー•ウーマック貴方のSoulは必ず引き継がれます。 安心して空から貴方の歌声を響かせて下さい。安らかに‥
- ボビー•ウーマック亡くなられたのか。Across 110th Streetは「110番街交差点」でも「ジャッキーブラウン」でも最高だった
- ボビー ウーマックさんが亡くなられたそう。彼はシンガーとしてのみならず、作曲家、ギタリストとしても優れた音楽家だった思います。彼の名曲を聴きながらご冥福をお祈りします。
ネット上では偉大な歌手がまた1人旅立ってしまったことを惜しむ声が多くみられました。
ボビー・ウーマック(Bobby Womack)
1944年3月4日生まれ。アメリカのオハイオ州クリーブランド出身です。活動していたジャンルは幅広く、シンガーソングライター、ギタリスト、ソウル、ファンクなど。2009年にロックの殿堂入りを果たしています。
音楽の道に入ったきっかけは兄弟たちとともにゴスペル・グループ『ウーマック・ブラザーズ』で活動していた頃にサム・クックに認められたことで、サムが主宰するレーベル「SAR Records」と契約したことでした。ウーマック・ズラザーズでシングル「Somebody’s Wrong」 をリリースしましたが、あまり人気は出ず、ヴァレンティノスと改名すると、 1962年にリリースしたシングル「ルッキン・フォー・ア・ラヴ」 がヒットしました。
1964年12月にサム・クックが射殺されると、ボビーはソロ活動やセッション・ギタリストとして活動しました。1968年からソロ名義初のアルバム『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』 をはじえとする数々の作品を発表しました。中でも映画『110番街交差点』のサウンドトラックをj・j・ジョンソンと共同制作したものは1997年公開の映画『ジャッキー・ブラウン』でも使用されたことで有名です。
このことについてはあなたはどう思う??